アントニオ・ロゼッティ(1750-1792):
1-3. クラリネット協奏曲第1番 変ホ長調
4-6. クラリネット協奏曲第2番 変ホ長調
7-9. 2つのホルンのための協奏曲 ヘ長調


ディーター・クレッカー(クラリネット)、サラ・ウィリス、クラウス・ヴァレンドルフ(ホルン)
ホルガー・シュレーター=ゼーベック/南西ドイツ放送交響楽団   録音:1998年6月2-5日

CPO【ドイツ輸入盤】

アントニオ・ロゼッティ(1750-1792)は、モーツァルトと同時期に活躍したボヘミアの作曲家で、レスレルとも呼ばれることがあります。ドイツの宮廷を中心としてヨーロッパ全域で活躍し、たくさんの交響曲や管楽器のための作品を残しており、モーツァルトに最も近い作曲家として近年はじわじわ人気を高めています。
このクラリネット協奏曲集も古典派好きにはたまらない上品かつ柔らかなメロディーと響きを持った美しい音楽。演奏しているドイツの名手クレッカーは、クラリネット作品の珍しい楽譜を探し当て、実際に次々と録音しているベテラン。カツンとした硬めの音色を持つクレッカーは、モーツァルトに似た美しい旋律を軽やかに演奏していて、快適そのもの。カデンツァも見事です。
一方の「2つのホルンのための協奏曲」は演奏自体が素晴らしい。クラウス・ヴァレンドルフとサラ・ウィリスは2人とも現在ベルリン・フィルのホルン奏者という実力者で、サラ・ウィリスは美女ホルン奏者としても人気が高まっています。その2人のテクニックは完璧といってもよいほどで、しかも息のピッタリ合った演奏ぶりは圧倒的。アインザッツはもとよりバランスやブレンドも申し分ありません。まさに超一流の芸と貫禄を示す優れたアルバムです。クラリネット・ファンにもホルン・ファンにもオススメのディスクです。新品です。