網野善彦の「東と西の語る日本の歴史」(講談社学術文庫)です。定価1,100円(税別。現在はかなり値上がりして1,400円になっています)。状態は未使用に近く、非常に良好です。送料は、クリックポストで240円です(※厚めでない文庫本は、合計2㎏を超えない範囲で数冊;4~6冊程度、同梱できます)。
★内容: 日本人は同じ言語・人種からなるという単一民族説にとらわれすぎていないか。本書は、日本列島の東と西に生きた人々の生活や文化に見られる差異が歴史にどんな作用を及ぼしてきたかを考察し、考古学をはじめ社会・民俗・文化人類等の諸学に拠りながら、通説化した日本史像を根本から見直した野心的な論考である。魅力的な中世像を提示して日本の歴史学界に新風を吹き込んだ網野史学の代表作の1つ。
1 はじめに
2 「ことば」と民俗 ― 東と西の社会の相違
3 考古学からみた東と西
4 古代の東国と西国
5 「しゅう馬の党」と「海賊」
6 東の将門(まさかど)、西の純友(すみとも)
7 源氏と平氏 ― 東北・東国戦争と西海の制覇
8 東国国家と西国国家
9 荘園・公領の東と西
10 イエ的社会とムラ的社会
11 系図にみる東西
12 東は東、西は西
13 東と西を結ぶもの
14 東国と九州、西国と東北
15 東の文化と西の文化
★著者、網野善彦は1928年、山梨県生まれ。東京大学文学部卒。日本常民文化研究所員、都立北園高校教諭、名古屋大学文学部助教授、神奈川大学短期大部教授、同経済学部特任教授などを歴任。専門は日本中世史、日本海民史。主著に『日本中世の非農業民と天皇』、『中世再考』、『中世の非人と遊女』、『無縁・公界・楽』、『蒙古襲来』、『日本の歴史をよみなおす』(正・続)、『日本中世の百姓と職能民』、『日本社会の歴史』(上・中・下)ほか多数。
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