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小特集「翻訳と」では、文学作品を別の言語へ移す行為と、翻訳者の仕事を多角的に掘り下げています。
ジョン・フリーマンの詩集『公園』から「犠牲」「元バスケットボール選手たち」「終夜営業」「冬の日記」「世界の果てのディナー」の5篇を、柴田元幸の翻訳・解説で掲載。さらに、斎藤真理子、関口涼子、古屋美登里、辛島デイヴィッドらが、文学と翻訳について論じています。翻訳歴60年の行方昭夫へのインタビューも収録。
小特集「戦争の」には、川崎徹の創作「光の帝国」のほか、木村朗子による津島佑子論、久保田智子「1945ひろしまタイムラインから考えたこと」、諏訪部浩一によるアメリカ戦争小説論を掲載。保阪正康へのインタビューでは、半藤一利と立花隆が残した仕事、戦争体験の継承について語られます。
創作では、李龍徳の中篇「石を黙らせて」を一挙掲載。許されない罪を犯した男を描いた、野間文芸新人賞受賞後第一作です。松浦理英子の連作「ヒカリ文集」は本号で完結。村田喜代子「新『古事記』an impossible story」も新連載として始まります。
また、第165回芥川賞を受賞した石沢麻依への「15の問い」を収録。三浦哲哉「『ドライブ・マイ・カー』の奇跡的なドライブ感について」、樫村晴香「タルコフスキーの〈奇跡〉」など、映画に関する批評も読みどころです。
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