ある夏の朝、兄のビリーが死んだ。彼の葬儀に久しぶりに家族が集まったことで、ぼくは心の奥深くに封じ込めてきた記憶を呼び覚まされる。子供のころ、ビリーは妹のジーンに執拗につらくあたり、兄を恐れるぼくも、それに調子を合わせていた。だが、高校を卒業した夏、ジーンの熱い想いを知り、ジーンを愛していることに気付いたぼくは、彼女と関係を持ってしまう。それはやがて―兄妹を超えた禁断の愛を描く衝撃の問題作。