フランスの蚤の市で買い付けた、1900年前後(ベル・エポック期)の非常に美しいアンティーク・クリスニングドレス(洗礼式用ドレス)です。

生まれたばかりの赤ちゃんの聖なる儀式のために、当時の職人や家族が気が遠くなるような時間をかけて仕立てた、祈りと愛情が込められた贅沢な一枚。

胸元には、ふんわりと立体感のある美しい白糸の草花刺繍(ホワイトワーク)が施され、スクエア状に配された繊細なレースの透かし模様が、赤ちゃんの小さな胸元を上品に彩ります。
後ろ姿も美しく、贅沢にマザーオブパールのシェルボタンがあしらわれており、当時の上流階級の仕立てを思わせる気品が漂います。

圧巻なのはスカートの裾。贅沢なピンタックが何重にも寄せられ、その間を2種類のアンティークレースが美しく切り替えています。風をはらむと、光が透けて息をのむような美しさです。

非常に薄手でしなやかな上質なコットン(またはリネン)生地が使用されており、100年の歳月を経たとは思えないほど、柔らかく心地よい肌触りを保っています。

ニューボーンフォトなどの記念撮影はもちろん、大型のアンティークドール(ビスクドール)のドレスとして、またハンガーにかけて窓辺のインテリアやディスプレイとしても、空間をフレンチアンティークの優しい空気感で満たしてくれます。

■サイズ(平置き実寸)
・総丈:約 85.5cm
・身幅(脇下):約 25 cm
・裄丈:約 25.5cm
・裾幅:約 54.5 cm

■コンディション
経年によるわずかな風合いの変化や極小さな薄汚れは見られますが、目立つシミ、破れ、レースのホールなどはなく、この時代のアンティークテキスタイルとしては非常に状態の良い「エクセレントコンディション」です。
長い年月を経たアンティーク品の特性をご理解の上、ご検討をお願いいたします。