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商品名
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【日本橋古美術】「諸樂三款 寿山石 瑞獣鈕 印章 重量41g」百花齊放 百家爭鳴 樂三 古獣鈕 篆刻 印鑑 印材 石彫
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寸法・重量
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横2.6cm、縦2.6cm、高さ3.3cm、重量41g
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商品紹介
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近現代の書画家・篆刻家、諸樂三の「樂三」に関係する署款を備えた寿山石印章です。橙黄色を呈する方形印材を用い、上部には瑞獣を立体的に彫り出し、側面には「百花齊放 百家爭鳴 樂三」の文字、印面には「百花齊放」の四字を刻しています。
印材は横2.6cm、縦2.6cm、高さ3.3cm、重量41g。正方形の印身上に瑞獣を配した小型の獣鈕印で、印鈕と印台を一石から彫り出しています。
上部の瑞獣は身体を丸く屈めて伏す姿に表され、頭部、鬣、脚部、背から尾へ続く起伏を立体的に彫り分けています。小ぶりな印材ながら、正面・側面・背面へ彫刻が連続する量感ある古獣鈕です。
本品で特に注目されるのが、側面の「百花齊放 百家爭鳴 樂三」と、印面の「百花齊放」です。
「樂三」は、近現代中国の書画家・篆刻家諸樂三が用いた名として知られています。
諸樂三(1902-1984)は浙江安吉の人。原名を文萱、字を樂三、号を希齋といい、書・画・篆刻を兼ねた近現代浙江を代表する文人芸術家の一人です。
諸樂三は呉昌碩の芸術を継承した人物として知られ、特に花鳥画、書法、篆刻に優れました。篆刻では秦漢古印を基礎としながら、金石文字、古璽、鐘鼎、磚瓦などを研究し、呉昌碩の金石的な作風を発展させています。
長年にわたり美術教育にも携わり、浙江美術学院で教授を務めました。1963年に同学院で書法篆刻専業が創設された際には、その篆刻教育にも重要な役割を果たしています。
晩年には西印社副社長を務めるなど、20世紀中国の書画・篆刻界で活動しました。
本品の印文「百花齊放」は、諸樂三の篆刻作品との関係において特に重要です。
安吉県博物館・諸樂三芸術館には、諸樂三が1960年に制作した「百花齊放」印が収蔵されています。同作は3.7cm四方で、印文を「百花齊放」とし、辺款には「百花齊放、推陳出新。為文藝者當守此二語。樂刻、庚子年立秋後三日」と刻されています。
諸樂三はその後も「百花齊放」を題材とする篆刻を制作しており、1970年代の作品にも同じ印文が確認されています。「百花齊放」は、諸樂三の新中国成立後の篆刻活動を考える上で特徴的な題材の一つです。
「百花齊放、百家爭鳴」は、文学・芸術および学術の発展に関して用いられた20世紀中国の標語であり、諸樂三をはじめ当時の篆刻家が時代性を持つ印文として作品に取り入れました。
諸樂三の篆刻には伝統的な姓名印・斎館印・吉語印だけでなく、「百花齊放」「平安」「敢為」「新意」など、20世紀の社会や文化を反映した印語が多数確認されています。
本品も、伝統的な寿山石瑞獣鈕という形式に、20世紀的な「百花齊放 百家爭鳴」という文字内容を組み合わせた構成となっています。
なお、本品と同文の「百花齊放」を刻した諸樂三作品は博物館資料によって確認できますが、博物館所蔵の1960年作は3.7cm四方であり、本品の横2.6cm、縦2.6cmとは寸法が異なります。したがって両者を同一作品として扱うものではありません。
また、「樂三」の署款、印文および既知作品との関係は諸樂三を考察する重要な資料ですが、署款のみをもって本品を本人の真作と保証するものではありません。そのため商品名では「諸樂三款」と表記しています。
本品についてはご提示いただいた材質情報が「寿山石」であるため、田黄石など特定の寿山石石種への断定は行っていません。
寿山石の石肌・色調、瑞獣鈕の彫刻、側款「百花齊放 百家爭鳴 樂三」、印文「百花齊放」、印面、旧箱および付属品については、掲載写真をあわせてご確認ください。
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状態
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古い品物のため、経年によるスレ・汚れ・変色・小傷・使用痕等がございます。
石肌、瑞獣鈕、側款、角部、印面、旧箱および付属品を含め、状態の詳細は掲載写真をご確認ください。
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