■〈坂昇平著〉暦日往来[〈官許〉暦日往来]B
【判型】半紙本1冊。縦223粍。
【作者】坂昇平(坂棧平・松濤軒)作。しげ子序。
【年代等】明治8年1月刊。[東京]坂昇平(松濤軒)蔵板。[東京]大和屋喜兵衛ほか売出。
【備考】分類「往来物・理学」。『〈坂昇平著〉暦日往来』は、1年や四季、季節の変化など暦のあらましをほぼ七五調の文章で綴った往来物。まず、1年の長さや閏年、四季、二十四節、月の大小、太陰暦と太陽暦の相違等について述べ、続いて二十四節毎に日の出・日の入りの時刻や農事、季節の産物、風物などを詳述し、最後に1年の生計を熟慮すること、備荒を心掛けること、寸暇を惜しんで学ぶこと、富国強兵は人民の粒々辛苦に基づくことなどを諭す。「夫此暦日往来は、先(マズ)一とせの季節より、時刻の長短寒暖の、気候の概略(アラマシ)を示すなり、抑(ソモソモ)太陽といふものは、三百六十五昼夜と、五時四十八分五十秒にて、我棲世界を周回すれば…」と起筆する本文を5行・付訓で記す。
★原装・題簽欠・状態概ね良好。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。