昭和レトロやアンティークの分野で人気の高い日本の老舗ライターメーカー「CROWN(クラウン)」製、モデル名「CROWN Orbit(クラウン・オービット)」と思われるビンテージのオイルライターです。芯が焼けていませんので未使用品です が、経年によりくすみ、汚れはございます
以下に、このライターの特徴や背景について詳しくご紹介します。
1. ブランドとモデルについて
メーカー(CROWN / クラウン): 日本がかつてライター生産の黄金期(昭和中期~後期)にあった頃、独創的でスタイリッシュなデザインのオイル・ガスライターを数多く手がけた日本のメーカー(ブランド)です。
モデル名(Orbit / オービット): 画像の刻印(8枚目・9枚目)にある通り、「Orbit(軌道、天体などの意)」というモデル名が冠されています。その名の通り、宇宙船や惑星、あるいは懐中時計を思わせる流線型の美しいオーバル(楕円)フォルムが特徴です。
2. デザインと素材の特徴
鰐革(クロコダイル)の装飾: 本体の中央部分にはエキゾチックレザー(ワニ革)が贅沢にあしらわれており、無機質なメタルボディに温かみと重厚な高級感を添えています。
タッセル(房飾り): サイドのループにはオレンジ~黄色のタッセル(房)が取り付けられており、ミッドセンチュリー期特有のモダンで少しエキゾチックな装飾性を感じさせます。
構造: 丸みを帯びた平打ちのポケットサイズで、持ち運びに特化したコンパクトかつ独特な形状をしています。
3. 年代とコレクションとしての価値
推定年代: 1950年代~1970年代(昭和30~40年代頃)の高度経済成長期、あるいは輸出全盛期に作られた日本製ビンテージライターである可能性が高いです。当時、日本製のライターはその精巧さとデザイン性から世界中に輸出され、現在でも海外のコレクターの間で「Vintage Japanese Lighter」として人気を集めています。
資料的価値: クラウン社のオービットというだけでも珍しいモデルですが、レザー巻き(鰐革)やタッセルが揃った完品・あるいは状態の良い個体は市場でも流通量が少なく、ビンテージライターのコレクションとしてロマンのある一品です。
実用する際は、ヴィンテージ品のため、フリント(発火石)の交換やオイルの注入、ウィック(芯)のメンテナンスが必要になりますが、オブジェやコレクションとしても非常に味わい深いアイテムです