沈南蘋から直接学んだ熊代熊斐、その門弟であり画風を江戸で広めた宋紫石の系譜を引く董九如に画法を学び、南蘋派の山水・花鳥画を得意とした江戸時代後期の絵師【山崎董烈】(1786-1837)筆。
紙本彩色四季花鳥図屏風です。 六曲一双。
中国清代の画家・沈南蘋が画法を伝えた熊代熊斐が形成した南蘋派は、当時主流であった狩野派の画風が硬直化し停滞感が漂っていた江戸中期の画壇に新しい気風をもたらし、円山応挙や伊藤若冲、与謝蕪村、渡辺崋山、司馬江漢などの大家に大きな影響を与え、徳川吉宗が気に入ったという経緯から武家にも好まれました。
本品は桜や菊、牡丹、百合などの四季折々の花々と、金鶏や鷺、鴨、雀などの鳥を描いた華麗な花鳥図屏風で、上質な絵具を贅沢に用いた濃厚な彩色や、精緻にして写実的な描写などしっかりと南蘋派の特徴を踏襲しています。
院体画にも通じる豊かな鑑賞性を備えた逸品を、どうぞお手元にて大いにお楽しみ下さい。
それぞれ「董烈」の落款あり。
※表装が張り直されており左右で異なります。予めご了承ください。
是非この機会をお見逃しなく!
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