高橋 富雄   清水書院  
「平泉の世紀」それは、地方の一勢力が未開野蛮の地とされていた平泉に、東北全体を支配する政治都市を築きあげ、さらに中尊寺金色堂に象徴される絢爛たる王朝文化の花を咲かせたことを指していう。俘囚長藤原清衡は、日本古代の辺境の歴史において、前を受け、後を定める「かなめ」の位置に立つ人物である。

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