"シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュ作品集/黒人作曲家シリーズVol.1" シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュ(1739-99)/ 2台のヴァイオリンのための協奏交響曲 ト長調 OP.13 ミリアム・フリート(Vn)、ハイメ・ラレード(Vn) ポール・フリーマン指揮 ロンドン交響楽団 交響曲第1番 ト長調 OP.11-1 ポール・フリーマン指揮 ロンドン交響楽団 歌劇「エルネスタイン」〜シェーナ フェイ・ロビンソン(S) ポール・フリーマン指揮 ロンドン交響楽団 弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 OP.1-1 ジュリアード弦楽四重奏団 Chevalier de Saint-Georges、 Paul Freeman 「黒人作曲家シリーズ」は1970年代に米COLUMBIA がAAMOA(Afro-American Music Oppotunities Association)、指揮者ポール・フリーマンとともに制作した画期的な録音プロジェクト。LP9枚から成っていました。 これはVol.1 で、「黒いモーツァルト」の異名を持つシュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュが取り上げられています。 シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュ(1739-99)は、フランス領西インド諸島のグアドループ島で、大規模農園主と地元ウォロフ族出身の女性との間に生まれました。音楽的才能ばかりでなく、フェンシングの腕前も一流でした。 ルクレールにヴァイオリンを、ゴセックに作曲を師事し、ルイ16世のヴェルサイユ王室楽団の監督に指名されましたが、人種差別を受け断念。 近年再評価の兆しもあり、録音も増えています。 ポール・フリーマン(1936-2005)はヴァージニア州リッチモンド出身の米黒人指揮者。 イーストマン音楽院でチェロとクラリネットを学び、ハンス・アイスラー音楽大学(ベルリン)に留学、カラヤンのセミナーにも参加。 帰国後はイーストマンの大学院で学ぶかたわら、ロチェスター・オペラ劇場の音楽監督を6年間務め、ピエール・モントゥーの下でも学んでいます。 1967年のミトロプーロス国際指揮者コンクールでの優勝後は、1968年〜1970年までダラス交響楽団,1970年〜1979年までデトロイト交響楽団の副指揮者を務めました。その後、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者,1979年〜1988年までカナダのヴィクトリア交響楽団の音楽監督。 1987年にはシカゴ・シンフォニエッタを創設し、2011年に引退するまで音楽監督を務めました。それと並行して、1996年からはプラハのチェコ国立交響楽団の音楽監督兼首席指揮者に就いています。 レア。 |
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