「ごきげんよう。あたしはクリスティーナ。そこのマルクはあたしの弟なんですの。―この街にはとっても綺麗な女の子が住んでいるって聞いてやってきたの」真っ赤な口紅にドレス、明るい茶髪は縦ロールというド派手な出で立ちでマルクとアイシャのあとをつけてきた不審者―それは、マルクの姉、ではなく女装の兄・クリスだった。クリスの目的はエルミナとの対面だという。変態兄貴を主から遠ざけようとするマルクの努力もなんのその、クリスは蜃気楼の屋敷に滞在することに。しかも、甘いお菓子とトークであのエルミナを笑わせた!そんな中、侍女のアイシャの様子がおかしくなって…。