







大小のペーストガラスを花のように密集させた、アンティークのシルバーリング。中央から外側へ大小のペーストを幾重にも配し、こんもりと盛り上がるドーム状のクラスターに仕立てられています。正面から見ると一輪の花のようにも見える美しい構成で、直径約1.5cmという程よい大きさながら、指の上でしっかりとした存在感を放ちます。一石一石のペーストには古い時代らしい不揃いなカットが施され、それぞれを細かな爪で留めた繊細な造り。現代の均一にカットされたガラスとは異なり、石によってカットや形、輝き方がわずかに異なります。光を受けるとそれぞれが異なる方向へ柔らかな光を返し、アンティークペーストならではの味わい深い煌めきを見せてくれます。横から眺めると、ペーストを敷き詰めたトップがこんもりと盛り上がった立体的なフォルムになっていることが分かります。華やかなトップに対してリング部分はすっきりと細身に仕立てられており、指に着けた際のバランスも美しいお品です。石の裏側は地金によって覆われたクローズドセッティング。古いペーストジュエリーでは、ガラスの背面にフォイルを施して光を反射させ、より美しい輝きを引き出す技法が用いられていました。ペーストジュエリーは18世紀から19世紀にかけてヨーロッパで大きく発展しました。単なる宝石の模倣品としてではなく、ガラスそのものを美しく輝かせるため、カットやフォイル、セッティングなどにさまざまな工夫が凝らされ、上質なものは現在でもアンティークジュエリーとして高く評価されています。こちらも古いカットのペーストやクローズドセッティング、全体の造りなどから、19世紀頃に製作されたものと考えられます。長い年月を経たペーストには、一石ごとに異なる表情が見られます。透明感を残したものから、わずかに黄味を帯びたもの、曇りや変色が生じたものまであり、それらが混ざり合うことで新品のジュエリーにはない柔らかく奥行きのある輝きを生み出しています。シルバー部分にも経年による擦れや小傷、くすみや変色などが見られます。100年以上もの年月を経た可能性のあるジュエリーならではの風合いとして、その古びた表情も含めてお楽しみいただければと思います。約16号と比較的大きめのサイズで、トップの直径は約1.5cm。一つで着けても十分な存在感があり、シンプルな装いの手元にアンティークらしい華やかさを添えてくれます。ギフトラッピングにてお届けいたします。※当商品ページ内のすべての写真・文章の転載は禁止(転載防止のため)。無許可での転載・複製・転用等は法律により罰せられます。※当店の商品を無断転載した詐欺サイトにご注意ください。必ずショップ名『antique aion』をご確認のうえご購入ください。●素材シルバーペーストガラス●年代19世紀頃(推定)●国イギリス買付●サイズ約16号トップ直径:約1.5cm●重量約4g●状態全体にアンティーク品特有の擦れ・小傷・くすみや変色などが見られます。ペーストガラスには経年による擦れや小傷、細かな欠け、曇りや変色が見られます。また、一部には背面のフォイルの経年変化と思われるくすみが見られ、一石ごとに透明感や色味、輝き方が異なります。シルバー部分には擦れや小傷、くすみ、変色などが見られます。いずれも長い年月を経たアンティークならではの風合いの範囲内と判断しておりますが、状態にご理解のある方のご購入をお願いいたします。細部にわたる写真を掲載しております。ご購入前に必ずお写真にてご確認ください。