CHRISTIAN RENOU FRAGMENTS AND ARTICU
1. Fragments And Articulations No.1 (25:06)
1982年に行われた、前衛音楽・パフォーマンス集団「URIA」のライブパフォーマンス音源。
その中のドラム(パーカッション)パートから抽出した、ごく短い一部分(単一の孤立したシーケンス)のみを基本素材として使用。
その極小のドラム音の断片(フラグメント)を残響の層、細密な粒子へと分解・再構築し、元のドラムの原型を完全に消し去った抽象的な音響空間として再構成しています。
2. Fragments And Articulations No.2 (19:31)
1997年にフランスのノルマンディー地方にある海岸リゾート地で録音されたフィールドレコーディング(環境音)を、デジタル上の綺麗なエフェクトではなくハードウェアの物理的バグを利用して解体。
彼はこの音源を、「プロセッサ(CPU)が物理的に破損した古いコンピュータ」に敢えて読み込ませました。
エラーを起こしたハードウェアがデジタルデータを異常な形で分解(ディコンポーズ)していくプロセスそのものを録音し、通常のソフトウェアでは生成できない予測不能なノイズのテクスチャーへと変換しています。
3. Fragments And Articulations No.3 (18:50)
自作した鉱石ラジオから発生する、空気中の電波の干渉やノイズ(非常に荒々しく、ざらついた未加工の汚れた周波数)をそのまま基本音源として使用。
アナログ独自の粗野なパチパチとした質感や静電気のような音響を、デジタル処理によって多層的にレイヤー化し、細かなアーティキュレーションを持ったドローン・ノイズ作品へと昇華させています。
盤面綺麗
動作確認済み