『我聽く』


昭和24年 (1949年) 発行
岩見護 (仏教学者) 著
山口由李子 装釘
永田文昌堂 刊

1, 1, 155p     19cm

●別タイトル:我れ聽く





■コンディション

本文含め、全体的に経年によるヤケがあり、本文や綴じ金具に酸化が見られます。
表紙に部分的にシミ・数カ所に小裂け等、経年による傷みがあります。
また天に数点の小シミ、本文数ヶ所に古書特有のシミがあります。
それ以外は特に問題はありません。

●内容
浄土真宗の僧侶・仏教学者で、のちに大谷大学教授を務めた岩見護 (1893~1958) の仏教講話集。
親鸞・道元・解脱上人 (貞慶)・明恵・蓮如の五人を手がかりに、信仰のあり方、人間の愚かさと自覚、
仏道を歩むことの意味などを説く。

著者の「序」によれば、本書は神戸市の財団法人松泉館が開催した仏教講話の速記録をもとに、
若干の加筆を施して刊行されたもの。
親鸞の『愚禿鈔』や貞慶の『愚迷発心集』などを取り上げ、仏教の教えを日常生活や人間の心の問題に
引き寄せながら語っている。

装釘は山口由李子。
日本画家・山口八九子の次女で、仏画の制作や美術作品の寄贈でも知られる山口由李子と思われ、
表紙には草花を描いた印象的な意匠が施されている。

●主な目次
1: 賢者の信と愚禿の心
・賢者と愚者
・愚の自覚
・親鸞の道
2: 仏道をゆく
・生の喜び
・無常
・空手にして還る
3: 一要成就
・解脱上人のこと
・愚迷発心集
・生活の極意
4: あるべきようは
・春日龍神
・栂尾の聖者
・自然の姿
5: 世間人と信人
・信仰生活
・帰依
・功徳
6: ともしびを仰ぐ
・掌の寺
・敵陣の火
・一隅を照らす

■送料:全国一律350円
HZ KIK-011 (NY)