犯罪の激増や50パーセントにもおよぶ離婚率、インフレと高失業率が共存するスタグフレーション、勤労者の堕落――これらの「アメリカ病」症候群を分析してみると、資本主義と個人主義の体質の問題が根源にあることがわかる。いつまでも《小国意識》を持ち続けるわが国がほんとうの先進国をめざすとき、そこから学ぶべきものはなにか。経済学を基盤に鋭い観察と軽妙な筆で描く、ユニークな日米民族・文化の比較論。