







【商品説明】
朝鮮古医書
許浚 奉教撰
『東醫寶鑑 湯液篇 巻之三』1冊です。
『東醫寶鑑』(東医宝鑑・トンイボガム)は、朝鮮王朝の御医・許浚が王命を受けて編纂した、朝鮮医学を代表する医学全書です。
本品は、その中でも薬物・本草を収録した「湯液篇」の第三巻にあたります。
巻頭には、
「東醫寶鑑湯液篇卷之三」
「御醫忠勤貞亮扈聖功臣崇祿大夫陽平君臣許浚奉敎撰」
とあります。
【収録内容】
本巻には主として、次の薬物部門が収録されています。
・草部下 188種
・木部 156種
・玉部 4種
・石部 55種
・金部 33種
合計436種の薬材を収録しています。
葛根、苦参、当帰、麻黄、艾葉、甘遂、桑根白皮、雲母、石鐘乳、礬石、空青など、植物・樹木・鉱物・金属に由来する多数の薬物について記載されています。
各薬材について、名称、性質、味、毒性、主治、使用部位、採取時期、加工・炮製方法などを詳しく解説しています。
一部の薬材名には、朝鮮で用いられたハングルによる郷名・俗名の記載も見られ、韓医学・本草学・薬物学だけでなく、朝鮮語史や植物名称の研究資料としても興味深い一冊です。
【書誌】
書名:東醫寶鑑 湯液篇 卷之三
著者:許浚 奉教撰
冊数:1冊
形式:線装本
印刷:木版刷
用紙:韓紙と思われる紙
寸法:約22.4cm × 34cm
刊年:不詳
版種:未鑑定
大判で、本文の文字も比較的大きく、古い木版刷特有の素朴な風合いがあります。
刊記が確認できないため、初版本・完営重刊本など特定の刊行年代や版名の保証はいたしません。写真を参考にご判断ください。
【表紙について】
元の表紙が著しく傷んでいたため、表紙および題簽は後から新しく作り直したものです。
表紙・題簽は後補であり、刊行当時のものではありません。
本文は古い時代のものです。
【状態】
非常に古い書物です。
・全体に強い経年のヤケ
・シミ、汚れ、変色
・虫損、穴、欠損
・天地および周縁部の摩耗
・上部の大きな傷み、紙のほつれ
・折れ、裂け、擦れ
・墨の薄れ、裏面文字の写り
・旧蔵者による墨書
・印影らしき跡
などがあります。
特に本の上部および周縁には大きな経年傷みが見られますが、写真の範囲では本文の多くは判読可能です。
全丁について厳密な丁数確認・落丁調査は行っておりません。
欠丁、錯簡、後補、補修などがある可能性を含め、現状品として出品いたします。
状態の感じ方には個人差がありますので、掲載写真をよくご確認ください。
【世界記憶遺産について】
『東医宝鑑』は、その医学史上の価値によりユネスコ「世界の記憶」に登録された著名な医学書です。
ただし、本品そのものがユネスコ登録資料・文化財指定品であるという意味ではありません。
【発送】
領収書が必要な場合は、落札後にお申し付けください。
発行対応いたします。
韓国から丁寧に梱包のうえ、追跡可能な方法で発送いたします。
古書・古文書の性質と上記状態をご理解のうえご入札ください。
現状渡しのため、落札後の返品・交換はご遠慮ください。