◆甲府代官所・府中県水防御用掛(連署押印)「甲斐国巨摩郡西八幡村・急破水路普請人足・大工等賃金請取状」慶応4年6月~明治元年12月、縦約29センチ×横約40センチ、十一通一括.
◆慶応4年(9月に明治元年と改元)の大雨により破堤した水路を修理するため、人足・大工などを差し出した巨摩郡西八幡村(現、山梨県甲斐市西八幡)に対し、甲府代官所及び代官所を改組した明治新政府の府中県が奥書した賃金の請取状の現物.旧浜松藩士である赤松孫太郎成允が明治新政府によって旧幕府が設けた甲府代官に任用され、赤松と同じ旧浜松藩士の大塚雄太郎らが甲府代官所の水防御用掛に任用されていたことから、大塚らが奥書に連署・押印.また甲府代官所が明治新政府の府中県となった後も、赤松が知県事に任用されたことから、引き続き大塚らが連署・押印.幕末から明治初期の甲府代官所・府中県の歴史をたどる貴重史料.