
ポンキエルリ 歌劇 ラ・ジョコンダ カラス コッソット カプッチルリ ミランダフェラーロ ヴィンコ 未開封 ヴォットー スカラ座 1959年
カラスのジョコンダです。ギリシャからイタリアに渡ったカラスが ヴェローナでイタリアデビューを飾った役が このジョコンダです。その後にもヴェローナでもう1度、スカラ座でも1度歌っている役ですし、録音においても このEMI盤は、1952年のチェトラ録音に続く ステレオでの再録音に当ります。カラスとの因縁浅からぬ役ではあるのですが、カラスにとっての“看板役”かと言うとそうとも言えず…。なにぶん ジョコンダは 若手が起用され いつもほどほどの成功を収める いわゆる“出世役” であり、カラス自身が好んでいた役かと言うと そこには多少の疑問が残る様にも思われます。
とは言え 少なくとも“ジョコンダ” にとってカラスは理想的な歌手に違いはなく、ここでもとても周到な歌が展開されて見事です。この演奏ついては LP時代の記憶しかありませんが、“荒ぶる神馬”の様だった初期の歌唱に比べて グッと落ち着いた大人な歌が聴かれ 別種の味わいが堪能できて…メキシコのトロヴァトーレに比べて、スタジオ録音のレオノーラがグッと知的になったのと同じ構図で…感慨深く もちろん感動的です。
加えてこの盤は 周囲がひと世代若返っているのが特徴です。後に世界征服を果たす若手達ですので 既に気概も完成度も充分で、中でもコッソットとカプッチルリは“栴檀”ばりの見事さです。ミランダフェラーロも決して悪くはなく、当時の“期待の星” であった事が理解されます。ジョコンダには セラフィンの記録が残らなかった事を思えば、これで指揮がセラフィンだったなら…という空想も頭をよぎりますが、ヴォットーとスカラ座も見事です。
未開封です。初CD化盤ではなく のちの軽装盤で 紙ボックス入りのスタイルです。初CD化の次の次くらいのシリーズ発売だったと記憶します。このシリーズにリブレットの同封があったかは分かりません。たぶん無かったかも…。
未開封につき中身は確認しておりません。落札後にご了解があれば検品の上発送いたします。その他は基本的にはNC.NRでお願いします。ただし未開封と言うのもたのしみなもので…。
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