Black Vault - Death Obsessed CD/デス・インダストリアル/ダークアンビエント
デンマークのインダストリアル/ダークアンビエント・プロジェクトである Black Vault のセカンドアルバム『Death Obsessed』の限定盤CDです。
ドイツのインディーズレーベルである Dunkelheit Produktionen からリリースされたもので、手書きのシリアルナンバー、世界200枚限定の貴重なハンドナンバー入りジュエルケース仕様盤
90年代のCold Meat Industry(伝説的な北欧のカルトレーベル)を彷彿とさせる、非常にダークで病的かつ退廃的なアナログ・ノイズ・サウンドが特徴です。
Black Vaultの『Death Obsessed』は、音楽的には「オールドスクールなデス・インダストリアル(Death Industrial)とダークアンビエントの融合」を徹底した、極めて陰惨でニヒリスティックなサウンドです。
現代の主流であるデジタルソフトで制作された均一な音(プラスチック・エイジ)へのアンチテーゼとして、アナログ特有の不穏な周波数やノイズが全編を支配しています。
まるで「肉体の腐敗(Decay)」や「遺跡の崩壊」をそのまま音響化したような、ザラザラとした濁った低音ドローンや腐食したノイズテクスチャが特徴です。
単なる単調なノイズではなく、緻密に構成された以下の要素が混沌と混ざり合っています。
リチュアル(儀式)ミュージック: 呪術的・儀式的な雰囲気を醸し出すパーカッションや、時折挿入される不気味な語り(スポークンワード・サンプル)が、聴き手に強烈な精神的苦痛と没入感を与えます。
カルトレーベル「Cold Meat Industry」への回帰
アンダーグラウンドのレビュー等では、90年代に一世を風靡したスウェーデンの伝説的レーベル Cold Meat Industry(Brighter Death Now、Raison d'tre、Deutsch Nepalなどが所属)の最盛期を強く彷彿とさせると評価されています。あの時代の「冷たくて病的な北欧の暗黒インダストリアル」が持つ特有の美学を、現代に完璧に蘇らせています
にぎやかな展開や分かりやすい盛り上がり(クライマックス)がある音楽ではなく、「救いのない終末世界や死への執着」を約43分間にわたってじわじわと体感させる、ヘビーでアート性の高い1枚です。
未開封