

Controlled Bleeding - Songs From the Ashes CD/アンビエント/インダストリアル/ノイズ
アメリカのエクスペリメンタル/インダストリアル・バンド、Controlled Bleeding(コントロールド・ブリーディング)が1989年にリリースしたコンピレーション・アルバム『Songs From the Ashes』のCD
アルバムのアートワークには、元4ADの伝説的なデザイン・チーム「23 Envelope」のメンバーとして知られる写真家 Nigel Grierson(ナイジェル・グリアソン) による作品が使用されています
アルバム『Songs From the Ashes』は、Controlled Bleedingの膨大なディスコグラフィの中でも「ネオクラシカル・ダークウェーブ」や「ダーク・アンビエント」に深く傾倒した、非常に耽美的で荘厳なサウンドです。
ネオクラシカル(新古典主義)とゴシックの融合:
重厚なシンセサイザーのレイヤー、厳かなピアノの旋律、そして時には教会音楽を思わせるアコースティックな響きが特徴です。
オペラ調のヴォーカル・アプローチ:
メンバーのジョー・パパ(Joe Papa)による、オペラや聖歌を思わせるクラシカルで劇的な歌唱や、何重にもオーバーダビングされたコーラス(コラール効果)が、楽曲に宗教的とも言える深い陰影を与えています。
ダーク・アンビエントとインダストリアルの残響:
インダストリアル・バンドとしての背景を感じさせる金属的な打楽器の残響や、冷たく不穏な空気感を醸し出すアンビエント・サウンドが通底しています
彼らが後に名門レーベル Wax Trax! などからリリースするアグレッシブなクラブ系インダストリアル・サウンドとは大きく異なり、イギリスの Dead Can Dance や In the Nursery、あるいは Coil の静的な側面に通じる、美しくも冷徹なゴシック・アート・ロックに仕上がっています。