ミシガン州デトロイト出身の実力派Vo.グループ THE RESURRECTION による
'07年作。地元では「ゴスペル界のテンプテーションズ」なんて評されており、
THE TEMPTATIONS、BLOODSTONE、THE CONTROLLERS、THE O'JAYS
など往年のソウル・グループに近いスタイルが魅力のグループである。本作は
'99年作以来となる (おそらく) 4thアルバムと思われるが、過去作に収録された
楽曲③⑥⑦⑧ (別バージョンやリミックス含む) もあってか、全体的に90年代の
雰囲気がプンプン漂っており、相変わらず教会的な仰々しさも感じさせない。
本作ではグループの中心メンバー LEON JONES がほぼ全編でプロデュースを
担っている。'95年作から付き合いのあった同郷の名ソウル/ファンク・バンド
AL HUDSON & ONE WAY の中心メンバーの1人でマエストロの異名を持つ名手
DAVE ROBERSON は既出楽曲⑥⑦のプロデュースのみながら、ゴスペル界の
スーパースター FRED HAMMOND がプロデューサーとして参戦。担当は⑫のみ
ながら、ソウルフルでダイナミックなミディアム・ナンバーに仕上がっている。
そして⑤⑦⑨⑬⑭などソウル・グループ然としたアーバン・メロウなバラッド・
ナンバーも目白押し。彼らの作品はいずれも入手困難だが、そんな中でも桁違い
のレアリティを誇る本作。コアなフリークの間でも高嶺の花として語り継がれる
00'sアーバン・アダルト・コンテンポラリー・ゴスペル/ソウルの秘宝的逸品。