






旧蔵(きゅうぞう)の宋代(そうだい)哥窯(かよう)米黄釉貫耳扁瓶(べいこうゆう かんじへんぺい)でございます。宋代五大名窯の一つに数えられる哥窯の、特徴的な米黄色(べいこうしょく)の釉薬が美しく施された、扁平なフォルムが魅力の貫耳扁瓶(かんじへんぺい)でございます。両側には貫耳(かんじ)——筒状の耳(取っ手)が付き、高さ21.5cm、幅12.2cmという洗練されたサイズ感が、その気品と存在感を一層引き立てております。
窯元:宋 哥窯(かよう)
高さ:約21.5cm
幅:約12.2cm
— 商品の見どころ —
哥窯ならではの米黄釉:哥窯を代表する釉色の一つである米黄色(べいこうしょく)は、その名の通り、米のような柔らかく温かみのある色調が特徴でございます。青磁系の釉色とは異なる、優しい風合いと深みのある発色が、見る者の心を和ませます。
貫耳扁瓶の優美な造形:扁平に成型された瓶体は、正面から見ると豊かな曲線を描き、側面から見るとすっきりと締まったシルエット——見る角度によって異なる表情を見せる、実に興味深い造形でございます。両側の貫耳が、古代青銅器を彷彿とさせる格調高いアクセントを添えております。
哥窯特有の「金糸鉄線」(きんしてっせん):哥窯最大の特徴は、釉面に走る二種類の貫入(かんにゅう/ひび割れ模様)でございます。淡い色の細かい貫入を「金糸」(きんし)、濃い色の太い貫入を「鉄線」(てっせん)と呼び、この二つが織りなす模様が哥窯ならではの風情を生み出しております。長い年月が生み出す味わい深い表情として、愛好家から高く評価されております。
旧蔵品ならではの深い包漿(ほうしょう):長年にわたり大切に伝えられてきた旧蔵品ならではの、深く落ち着いた光沢(包漿)が全体を覆っております。長い年月が育んだ味わい深い風合いは、新品では決して得ることのできない魅力です。
花瓶としても陳列品としても:高さ21.5cmの程よいサイズは、花瓶として一枝の花を生けるにも、また単体で飾ってその造形美を鑑賞するにも最適。お部屋に宋代の高雅な雰囲気をもたらしてくれることでしょう。
宋代哥窯の魅力が凝縮された、コレクションにぜひ加えていただきたい逸品です。この機会に、ぜひ米黄釉が放つ温かみのある美しさと「金糸鉄線」の芸術、そして旧蔵品ならではの深い味わいを、実際にお手元でご堪能ください。