国内入手困難・本邦未翻訳の幻の作品
◎本作『The City Curious』は、過去から現在に至るまで日本語への翻訳がいっさい行われていない「未翻訳作品」です。
◎ジャン・ド・ボスシェールが描く、美しくもどこか不気味なダークファンタジーの世界は、この1920年当時の貴重な原書(英語)でしか味わうことができません。国内の書店や洋書専門店でもまず見かけることのない、極めて希少性の高い文化的な歴史資料です。
◎もし日本語のタイトルをつけるなら、その世界観から『奇妙な街』『おかしな街』と訳されるような、エドワード・ゴーリーや『不思議の国のアリス』を彷彿とさせる傑作です。
 
100年の時を超えた奇跡の初版本
◎1920年にロンドンの高名な出版社「William Heinemann(ハインマン社)」から刊行された、当時物・オリジナル初版本(First Edition)です。
◎写真でご覧いただけるように、初版の証である「London: William Heinemann, 1920」の刻印がはっきりと刻まれています。
 
本書の見どころと美術的価値
◎奇想の天才による世界観
著者のボスシェールは、オーブリー・ビアズリーの洗練された線画と、ヒエロニムス・ボスの奇怪な空想世界を融合させたような「シュールレアリスムと象徴主義」の天才画家です。お菓子でできた奇妙な街を旅するファンタジー世界は、大人のコレクターをも魅了し続けています。
◎贅沢な「貼り込みカラー図版(Tipped-in plates)」
挿絵黄金期ならではの贅沢な技法が使われています。発色の良い別紙に印刷された鮮烈なカラー挿絵が、職人の手によって1枚ずつ丁寧に台紙へ貼り付けられています。
◎アール・デコ期のモダンな装丁
表紙を彩る独特の白黒チェック柄と、中央に描かれた不気味で美しいキャラクターイラストは、インテリアとして飾るだけでも圧倒的な存在感を放ちます。
 
◎100年以上前に作られたアンティーク・ヴィンテージブックとしては健康的な状態(Vibrant and Clean)を保っています。
◎クロス装特有の四隅の擦り切れや剥がれが最小限に抑えられており、角が少し潰れている程度です。ページの綴じが甘くなっているものの、接合部は比較的頑丈です。
◎100年モノの古書に見られる激しいシミ(フォクシング)や乱暴な書き込み、ページの破れは見受けられません。カラー挿絵も色あせが少なく、当時の鮮烈な色彩をそのまま留めています。
 
商品詳細
◎タイトル: The City Curious
◎著者・挿絵: ジャン・ド・ボスシェール(Jean de Bosschre)
◎翻案(英語): F・テニソン・ジェス(F. Tennyson Jesse)
◎出版社: William Heinemann(ロンドン) / Dodd, Mead and Company(ニューヨーク共同マーケティング版)
◎ページ数: 180ページ+巻末ページ
◎刊行年: 1920年(初版)
◎装丁: ハードカバー(クロス装)
◎イラスト:口絵と7枚のカラーイラスト&多数のイラスト
 
◎参考までに、海外の古書専門サイトにおいて、この1920年ハインマン社製の『The City Curious』初版本は、以下の相場で取引されています。
◎並品(カバーの擦れ、シミ、内部の傷みあり)……約130米ドル 〜 200米ドル(約20,000円 〜 30,000円)
◎美品・極美品(カラー図版がすべて揃い、外装の角潰れがほぼない状態)……約350米ドル 〜 500米ドル(約52,000円 〜 75,000円)
◎我が国では知る人ぞ知る本で、あまり流通していないと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
 
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