ブリストルの〈Punch Drunk〉から2007年にリリースされた、初期UKダブステップを語るうえで外せない一枚。ForsakenとPeverelistというブリストル・ベース・ミュージックの重要人物が、互いの楽曲を通じて独特の音響世界を作り上げている。
A面「Boat Noodles」は、138BPMの硬質なステップと深く沈み込むサブベースを軸に、余白の多いダビーな音響処理が展開。派手な展開で押すのではなく、低域と空間、リズムの微妙な揺らぎだけで強烈なグルーヴを生み出すタイプのダブステップだ。
対するB面はPeverelistの「Erstwhile Rhythm」をForsakenがリミックス。原曲のリズム感を残しながら、さらにダークで無機質な質感へと変換している。細かく配置されたパーカッションと重いベース、残響の深いエフェクトが絡み合い、ブリストル特有の「音数を減らすことで逆に巨大な空間を作る」美学が際立つ。
面白いのは、両面とも138BPMという設定。後年のダブステップの定型的なイメージとは異なり、初期のブリストル・シーンが持っていたUKガラージ、ダブ、ブレイクビーツ、テクノの境界がまだ曖昧だった時期の空気をそのまま閉じ込めた1枚。
盤質、ジャケットは並の中古版程度です。
(多少のスレ、キズはあるものとお考え下さい)
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