大正14年 (1925年) 発行。第1巻・第2巻の2冊セット。
第1巻のみ筒形帙入り (裏面に、補修と思われる白色紙の貼付あり)。
帙にヤケ・部分的にくすみ汚れ・ややシワやスレ等、経年による傷みがあります。
本体表紙と小口に若干ヤケ、表紙に部分的に薄い小汚れやシミ・ややスレ等、経年による傷みがあります。
本文一部にシミが有ります。それ以外は特に問題はありません。
●内容
『小鼓手附大成』『小鼓一調手附集』など、能楽の手附・囃子関係の編著書を残した岩崎菊翁の編による
『番囃子手附大成』第1・2巻の2冊セット。
番囃子とは、能一番を舞台で演じるのではなく、謡と囃子を中心に一曲を通して演奏する形式。
本書はその囃子の掛け声・打音・間・奏法などを独自の記号や文字によって記した手附集で、
いわば囃子方のための譜面・演奏資料にあたります。
第1巻に「高砂」「田村」「熊野」「斑女」「船弁慶」、第2巻に「養老」「八島」「千手」「三井寺」「小袖曽我」「紅葉狩」を収録。
大正期の能楽・囃子の実演研究資料として興味深い一冊。
●目次
1巻
・凡例
・高砂 / 田村 / 熊野 / 斑女 / 船弁慶
2巻
・養老 / 八島 / 千手 / 三井寺 / 小袖曽我 / 紅葉狩