電源ケーブルも、空間の一部。
機材やデスクをきれいに整えても、白を基調としたデスクやリビングでは、床や壁際を這う黒い電源ケーブルが意外と気になるものです。
そこで、ケーブルからプラグまでをエレガントなホワイト系色で統一。機材や家具、壁面にも自然になじむ、すっきりとした電源ケーブルに仕上げました。
見た目は軽やかですが、中身は本格的です。
米国TRIPP LITE(トリップライト)社製電源タップ、Isobar ULTRAシリーズ等の短縮加工時に生じた、UL認証14AWG(約2SQ)の高品質な未使用純銅線を使用。
多くの機器付属ケーブルより太い14AWGのタフピッチ銅導体端材を有効活用することで、お求めやすいアウトレット価格を実現しています。
接点は両端とも非メッキで統一。
ハンダや圧着端子を介さず、両端とも導体を直接接続しています。
オーディオ、DTM・DAW、PC、モニター、AV機器、ホームシアターなど、白を基調としたデスクやリビングの電源配線に。
標準の2P仕様に加え、3P・L型3P電源プラグ、L型IEC C13、ホワイトメッシュなど、設置環境に合わせたカスタムにも対応します。
見た目だけではなく、配線の取り回しまで含めてすっきりと。
The Anatomy
・ケーブル:14AWG(約2SQ)×3芯/タフピッチ銅導体/SJT/UL・CSA規格/高密度一体押出成形/ノンシールド/ホワイトグレー/標準 約1.2m
※TRIPP LITE Isobar ULTRAシリーズ等の電源タップ短縮加工時に生じた未使用端材を使用
・電源プラグ:Panasonic WF52153W/2P/15A 125V/非メッキ/引締式導体直接接続/外径 約φ34mm/ミルキーホワイト
・インレットプラグ:IEC C13/高剛性角型ボディ/非メッキ/ホワイト
・接続構造:無ハンダ・圧着端子不使用・両端導体直接圧着
Configurations
・標準長:約1.2m
※ご指定がない場合は、この長さ・2P仕様で発送します。
・長さ変更:無料
※端材ストックの範囲内で、ご希望の長さにて製作します。(延長無料・長尺は要事前確認)
※機器への設置距離に合わせ、30cm、50cm、80cmなどの短尺製作も可能です。
※表記の長さは製作時の切り出し寸法を基準とし、プラグ本体を含みます。(差し込み/ブレード部は除く)
・複数本のまとめ製作も承ります。
※ラック一式など、まとまった本数での製作は価格調整可能です。機器構成に応じたご提案も承ります。
・3P電源プラグへ変更:+400円 アメリカン電機 7112GN-IV/アイボリー
・L型3P電源プラグへ変更:+300円 東芝 DH1182E/ホワイト
・L型インレットプラグ(IEC C13/ホワイト)へ変更:無料 ※アース上・ケーブル下出し
・メッシュ加工:+1,000円 ※ホワイトのポリエステル編組チューブ・熱収縮チューブを使用
・追加料金は送料欄にて加算調整いたします。
※オプション指定は落札後、取引メッセージにてご連絡ください。
※加工後のキャンセル/返品はお受けできません。
Dispatch
・レターパックプラスにて発送(標準長で4本程度まで同梱可)
※短尺の場合は、さらに複数本の同梱が可能です。
・他商品との同梱発送可(サイズ・重量に応じて最安の送料を計算します)
・海外発送不可。海外居住の方はBuyee、ZenMarket等の代行サービスをご利用ください。
Methodology
電源ケーブルの影響は「音が変わる」ではなく、電源回路の動作条件がどれだけ安定するかという物理の話です。
導体抵抗、接点の嵌合や異種金属接触、高周波ノイズの重畳。こうした要素は、導体、接点、接続方法など、電源経路を構成する素材と構造によって決まります。
導体について
本モデルには、北米で広く使用されるSJT規格の電源コードを使用しています。
UL・CSA規格に適合し、VW-1/FT2の難燃試験表示を持つ14AWG×3芯の実用的な電源コードです。
導体の断面積が大きくなるほど導体抵抗は小さくなり、電源経路で生じる電圧降下や損失を抑えます。
15Aタップ由来の14AWG(2SQ)は、大半の機器付属電源ケーブルと比較しても、かなり大きな導体断面積です。
幾何学構造について
内部は、介在材などを使用せず、絶縁された芯線を外皮によって高密度に保持する一体押出成形構造です。
一般的な柔軟ケーブルと比較すると少しコシがあります。
ケーブルを曲げても芯線同士の位置関係が変化しにくく、導体間の距離や配置といったジオメトリーが崩れにくい構造です。
導体同士の距離や配置は、導体間の静電容量やインダクタンスといった電気的特性にも関係します。
一体押出成形によってこれを保持することは、こうした電気的特性を安定させることにもつながります。
接続方法について
電源ケーブルでは、線材そのものだけでなく、導体とプラグをどのように接続するかも電源経路の一部となります。
本モデルではハンダや圧着端子を介さず、両端とも導体をプラグへ直接接続しています。
中間に別部材を挟まないことで接続箇所を単純化し、電源経路に加わる異種金属と接続部を減らしています。
非メッキ接点と腐食について
非メッキ接点について、「メッキがなければ腐食するのではないか」という疑問を持たれることもあるかと思います。
一般的な電源プラグに施されるメッキには、母材を空気や湿気から保護して耐食性を高めるほか、表面の色や光沢を均一に保つという意匠上の役割があります。
一方、非メッキの銅や銅合金は、大気に触れることで表面が徐々に酸化し、時間とともに色味が変化します。
これは金属表面で起こる自然な反応であり、形成された酸化層は、その後の酸化反応をある程度抑える、言わば保護層としても働きます。
ここで重要なのは、表面の変色と電気的な接触状態は同じものではないということです。
プラグの接点は、挿抜時に一定の接触圧を持って互いに摺動します。
この動きによって表面皮膜の一部が機械的に破られ、実際の接触部では母材同士の接触点が形成されます。
接触状態は表面全体の見た目ではなく、接触圧や実接触面積、表面状態などによって決まります。
そのため、非メッキ接点に多少の変色が見られても、それだけで接触不良が生じていることを意味しません。
変色は、接点の寿命を示すものでもありません。
住宅や施設で長期間使用されるコンセントにも、非メッキの銅合金接点は広く用いられています。
非メッキ接点そのものが短期間で使用できなくなる特殊なものではなく、通常の環境で適切に使用すれば、長く安心して使用できます。
また、変色を新品時の色へ戻すために、研磨剤で接点を磨く必要もありません。
研磨は酸化層だけでなく母材表面そのものを削り、形成された保護層も取り除きます。
変色そのものは寿命を意味しないため、外観を戻すことを目的とした研磨は推奨していません。
接点復活剤や、オーディオ用として販売されている接点保護・改質剤についても、日常的なメンテナンスとして使用する必要はありません。
こうした製品には、洗浄や防錆を目的としたもののほか、オイルや導電性微粒子などを接触界面に介在させ、接触状態を改質することを目的としたものもあります。
それぞれの製品には固有の用途や考え方がありますが、非メッキ接点は、接触界面に余分な金属層や介在物を設けず、母材同士を直接接触させることを一つの目的としています。
正常な接点であれば、そこへさらに別の物質を加える必要はありません。
接点で重要なのは、新品時の光沢を維持することではなく、適切な接触圧と良好な接触状態を保つことです。
通常は特別なメンテナンスを必要としません。汚れが気になる場合は、電源から外した状態で乾いた柔らかい布で軽く拭く程度で十分です。
※全品、製作後に通電・絶縁テストを済ませて発送いたします。
自作電源ケーブル(PSE非適合)の特性をご理解の上、安全にご使用ください。
本製品の使用に起因する機器の故障・事故・損害については、当方では責任を負いかねますのでご了承ください。