







Rolleiの大口径プロジェクションレンズ、Heidosmat 150mm F2.8です。
もともとはRolleiの6×6判スライドプロジェクターなどに使用された投影用レンズですが、4×5判でも使用できる大口径バレルレンズとして知られています。
実際に像を投影して確認したところ、4×5判をカバーします。ペッツバールに近い描写、ということで定評があります。
ネットで探せば作例が見つかります。
150mm F2.8という、大判用としては非常に明るいレンズです。開放では被写界深度が極めて浅く、背景を大きくぼかした立体感のある描写を楽しめます。
海外では、Speed Graphicなどに取り付けて使うKodak Aero Ektar Alternative、あるいは高価なSchneider Xenotar 150mm F2.8 Alternativeとして紹介されることもあります。
もちろん光学構成や描写はそれぞれ異なりますが、4×5判で大口径レンズの描写を比較的気軽に試せる選択肢です。
プロジェクションレンズのため、絞りおよびシャッターはありません。常時F2.8開放で使用します。
4×5 Speed Graphic用レンズボードへ取り付けられています。
レンズはボードにしっかり固定されており、フォーカルプレーンシャッターを備えたスピードグラフィックでこのまま使用できます。
レンズ構成がシンプルなため非常に軽量で、カメラに装着しても過大な負荷がかかりません。
スピグラの標準レンズ的に使えると思います。
取り付け部分の内側にある金属製リングは未塗装です。内面反射を抑えるため、購入者側で黒色のつや消し塗装を施すか、黒い植毛紙・テープなどを貼ることをお勧めします。
レンズには時代なりの微小な拭き傷や汚れの付着があります。状態については写真をよくご確認ください。
4×5判で大口径レンズの浅い被写界深度と大きなボケを楽しみたい方、いかがでしょうか。