3代目(1968年-1974年)
1968年にモデルチェンジされ3代目へと移行する。 モデルチェンジした際に段階的に「シェビーII」の名前が消滅していき、
1969年には従来サブネームであった「ノヴァ」へと名前が統一された。
また従来設定されていた2ドアハードトップと5ドアセダンはラインナップ縮小によりカタログ落ちしている。
初めて大規模なモデルチェンジが行われた。シェベルよりも短かったホイールベースを見直し、Xプラットフォームを採用したことで
110インチから111インチへと延長している。
また従来モデルから足回りが見直され、カマロと同様のフロントサスペンションをサブフレームに接合する機構を採用した。
エンジンもスモールブロックV8を中心に、直4、直6とさまざまなタイプのエンジンが設定され、オプションで「M-20」4速マニュアルを中心とした
様々なミッションを組み合わせることができた。
また販売施策のてこ入れとして1971年にはラリーキットを組み込んだ「ラリー・スポーツ」が販売された。
先代から引き続き本モデルにも「SS」が設定された。ディスクブレーキやM-21/22ミッション、375馬力を発生する396Ci V8エンジンなど、
その内容はポニーカーとしてより過激なものとなっていた。
しかし既に当時の主な購買層だったサンデーレーサーの多くをカマロに奪われており、売り上げは芳しいものではなかった。
ベーシックな直6モデルが先代同様に安定して売れていたが、それも70年代前半までで、1974年にオイルショックが始まると、
高出力エンジンを搭載していたがゆえに燃費の低いノヴァの売り上げは極端に落ち込んでいった。