産地:Boi Morto mine, Pedro II, Piau, Brazil.
ブラジルのボイ・モルト鉱山からのブラジリアン古典貴蛋白石標本、存在そのものすら知られず、現代の市場では極めて得難いブラジリアンオパールのハイグレード個体、安定性が欠けるメキシコやアフリカからの火山性オパールと一線を画し、約3%-6%の少ない含水量でオーストラリア産に匹敵する安定性を持つ沈殿型オパールだけでなく、友人の鉱物商は長い間での乾燥保管にも関わらず、輝きが一切失われていない標本にはあらゆる産地の基準から見てもかなり強烈な極彩遊色が所々に炸裂し、虹色の火花を散らす山嶺のように輝き、現在では極めて得難いブラジリアンオパール極美個体です。まとまりの優れた峰のような三角の形状に整い、地域典型的な砂岩脈は透明感のあるクリスタルオパールと少量の乳白色のホワイトオパールに覆われ、長波UVライトでホワイトオパールの部分は青白く蛍光し、短波では砂岩脈の部分はこの地域の典型的な弱い暗紅の蛍光が確認できます。激しい火山活動由来のメキシコやアフリカ産オパールと一線を画した成因、地域の堆積岩脈の隙間に侵入した珪酸分に富む熱水が長い年月をかけ固化したことによって形成されたボイ・モルトの沈殿型オパールは約3%-6%の含水量でオーストラリア産に匹敵する極めて安定な性質を備え、友人の鉱物商は長年乾燥環境下での保管にも関わらず、乾燥によるひび割れがなく、輝きも一切失われていません。さらに単なる希少産地個体だけでなく、ご覧の通りあらゆる産地の基準から見てもかなり強烈な、広範囲のネオングリーンとエレクトリックブルーをメインとし、若干のオレンジとレッドが点在する強遊色は眩い輝きを放ちます。最も特筆すべきことはやはりブラジルを宝石の国としてより確固たる地位を確立させるブラジリアンオパールの存在そのもの、そして宝石の国の名に相応しい強烈な極彩遊色が所々に炸裂する標本はまるで虹色の火花を散らす山嶺のように輝き、現在では極めて得難いブラジリアンオパール極美個体です。長年のお付き合いのあるブラジル宝石商の友人の元コレクションで、【ブラジル宝石鉱物コレクション】シリーズにオリジナルラベルを付属致します。引き継がせていただいたブラジリアンオパール最後の一点、ぜひお見逃しなく。
存在そのものすらほとんど知られていないブラジル産オパールは、1980年代に北東部ピアウイ州ペドロII町北西郊外(画像8)にて発見されました。地域に分布する海成相堆積岩の裂隙に、珪酸分に富む熱水が長い時間をかけて固化して生成した沈殿型オパールに属し、分析によれば含水量は約3〜6%と極めて低く、オーストラリア産よりも上回る安定性(オーストラリア産オパールの平均含水量は約7.3%)を備えることから、新たな世界的産地として期待されました。しかし、1980年代の大規模採掘を経て鉱脈はすでに枯渇へ向かい、大規模事業としての採算が取れなくなったため、鉱山は放棄されました。1990年代以降は小規模事業者による手作業で回収された結晶が一定量流通していたものの、近年ではズリ石などの尾鉱を用いて加工された小粒ルースすら稀に見かける程度となり、遊色の強いルース、ことに人の手を加えていない高品質標本の流通はほぼ完全に途絶えています。宝石の国ブラジルにおいて、かつてその名に相応しい美しいオパールが産出されていたという事実も、今や時とともに忘れ去られつつあります。
含水二酸化珪素であるオパールは構造的には三つに分類され、通常の非晶質シリカAタイプ(Aとは非晶質Amorphous)、二酸化珪素の同質異像体である方珪石と鱗珪石の微細な結晶と水から構成される潜晶質CTタイプ(Cとは方珪石Cristobalite Tとは鱗珪石Tridymite)、及びCTタイプと比べ水分含有量のさらに少ないCタイプ(ほとんど方珪石Cristobaliteのみ)の三種類があり、Cタイプより水分はさらに蒸発したものは最終的に石英や玉髄に変化します。AタイプはさらにAN型とAG型に細分され、それぞれネットワーク状非晶質(Amorphous-Network)およびゲル状非晶質(Amorphous-Gel)を指し、AG型は玉滴石として知られます。激しい火山活動による珪酸分に富む熱水由来の火山性貴蛋白石はCTタイプに属するものはほとんどで、沈殿型と比べ含水量の高いことで乾燥に対する安定性が比較的弱く、代表的な産地はエチオピアとメキシコです。一方、地層の隙間に侵入したシリカ成分に富む鉱液は長い時間をかけて固化する沈殿型貴蛋白石はAタイプに属するものが多く、現存する大規模な産地はほぼオーストラリアのみです。宝飾品として利用される貴蛋白石の代表的な美しい遊色は構成単位となる粒子の直径によって生じる光の分散効果に由来し、AタイプおよびCTタイプの一部の個体において確認されますが、Cタイプでは遊色はほとんど認められません。
こちらの標本はブラジルのボイ・モルト鉱山からのブラジリアン古典貴蛋白石標本、存在そのものすら知られず、現代の市場では極めて得難いブラジリアンオパールのハイグレード個体、安定性が欠けるメキシコやアフリカからの火山性オパールと一線を画し、約3%-6%の少ない含水量でオーストラリア産に匹敵する安定性を持つ沈殿型オパールだけでなく、友人の鉱物商は長年乾燥環境下での保管にも関わらず、輝きが一切失われていない標本にはあらゆる産地の基準から見てもかなり強烈な極彩遊色が所々に炸裂し、虹色の火花を散らす山嶺のように輝く現在では極めて得難いブラジリアンオパール極美個体です。まとまりの優れた峰のような三角の形状(画像1,2,3,4)に整い、地域典型的な砂岩脈は透明感のあるクリスタルオパールと少量の乳白色のホワイトオパールに覆われ、長波UVライトでホワイトオパールの部分は青白く蛍光し(画像5左)、短波では砂岩脈の部分はこの地域の典型的な弱い暗紅の蛍光(画像5右)が確認できます。激しい火山活動由来のメキシコやアフリカ産オパールと一線を画した成因、地域の堆積岩脈の隙間に侵入した珪酸分に富む熱水が長い年月をかけ固化したことによって形成されたボイ・モルトの沈殿型オパールは約3%-6%の含水量でオーストラリア産に匹敵する極めて安定な性質を備え、友人の鉱物商は長年乾燥環境下での保管にも関わらず、乾燥によるひび割れがなく、輝きも一切失われていません。さらに単なる希少産地個体だけでなく、ご覧の通りあらゆる産地の基準から見てもかなり強烈な、広範囲のネオングリーンとエレクトリックブルー(画像6)をメインとし、若干のオレンジとレッド(画像7)が点在する強遊色(画像1,2,4,8)は眩い輝きを放ちます(常に変化する遊色を写真で捉えることは困難で、入射する光の角度の変化によって同じ箇所の遊色の色合いが変化する場合もあります)。最も特筆すべきことはやはりブラジルを宝石の国としてより確固たる地位を確立させるブラジリアンオパールの存在そのもの、そして宝石の国の名に相応しい強烈な極彩遊色が所々に炸裂する標本はまるで虹色の火花を散らす山嶺(画像1,4,8)のように輝き、現在では極めて得難いブラジリアンオパール極美個体です。長年のお付き合いのあるブラジル宝石商の友人の元コレクションで、【ブラジル宝石鉱物コレクション】シリーズにオリジナルラベルを付属致します。引き継がせていただいたブラジリアンオパール最後の一点、ぜひお見逃しなく。
この度コレクション整理のため出品いたします、この機会をぜひお見逃しなく。