


趣味で集めた物が増えて来たのでお分けしたいと思います。
alpha 1490
ガラス繊維(グラスファイバー)編組(へんそ)被覆
#22 (0.24mm×7本)
白・グレー
1940年代〜1950年代
出品単位は0.6m
※写真に有りますように残量が少なめとなります。
自分用にも手元に残しますので、ある程度のみの出品となります。気になる方は早めの入札をお願いいたします。
〈WEB情報〉
1. ラベルから読み解くスペック
・1490: Alpha社の型番(プロダクトナンバー)
・22 STRANDED: AWG 22ゲージの撚り線
・WL - GLASS: 「GLASS」はガラス編組(グラスファイバー・ブレード)のシース(外皮)
・NEW YORK, N.Y.: アルファ社がまだニューヨーク市内にあった時代の製品です。同社は1922年にNYCで創業し、後にニュージャージー州(Elizabethなど)へ拠点を移すため、スプールに「NEW YORK」と刻印されているものはヴィンテージの証となります。
2. 推定年代:1940年代後半〜1950年代
・外層の編組(テキスタイル)の内側に、やや乳白色〜薄黄色のプラスチック系(初期のPVCまたは特殊樹脂)の内皮があります。
・綿絶縁(クロスワイヤー)からプラスチック絶縁へと移行する過渡期、あるいは軍用・航空・産業用として耐熱性・絶縁性を極限まで高めるために「樹脂+ガラス編組」の二重構造が採用された時代のものです。
1940年代後半から1950年代のものと推測されます。
3. 芯線の特徴
・当時の良質な銅(現代のように極端に精錬されすぎていない、不純物のバランスが良い銅)に厚い錫メッキが施された撚り線は、ヴィンテージ特有の「粘りと太さ」のある音を生み出す大きな要素です。
ギター・ベースで使った場合のおすすめポイント
AWG 22の撚り線は、エレクトリックギターの内部配線における「世界標準」の太さです(GibsonのブレイデッドワイヤーやFenderのクロスワイヤーも22ゲージが基準です)。
存在感のある骨太なミッドレンジ
現代の純度が高すぎるOFC(無酸素銅)線に比べ、この時代のアルファの錫メッキ線は高域のチリチリした痛い成分を適度に抑え、ギターの美味しい帯域(中音域)をグッと前に押し出す特性があります。
枯れたヴィンテージトーンの再現
ストラトやテレキャスターのPUリード線やコントロール間の配線、レスポールのサーキットに使うと、音がバラけず、一音一音の芯が太くなります。高域がキンキンせず、甘く粘るようなドライブ感が得られやすいため、50〜60sのブルースやロックのトーンを狙うには最高のマテリアルです。
1. ヴィンテージ・リイシュー系のストラトキャスター / テレキャスター
もっとも分かりやすく効果を実感できるのが、Fender系のシングルコイル・ギターです。
なぜ合うのか?
現代のストラトやテレキャスターの中には、高音(ハイ)がキンキンと耳に痛く聞こえたり、音が少し線が細く(ドンシャリに)感じられる個体があります。このヴィンテージAlpha線をコントロール間やジャックへの配線に使うと、耳障りな高域のチリチリ感がマイルドに抑えられ、代わりに「クシッ」とした、粘りと色気のあるミッドレンジが前に出てきます。
おすすめのキャラクター
50年代〜60年代スタイルのメイプル指板・ローズ指板のモデル。枯れたブルース・トーンや、泥臭いテキサス・ロック、カッティングの芯の強さを求めたいときに最高です。
2. レスポールなどのP-90(ソープバー)搭載ギター
ギブソンの伝統的なシングルコイル「P-90」を載せたギター(Les Paul Special、Goldtop、SG Specialなど)との相性は極上です。
なぜ合うのか?
P-90はもともとシングルコイルでありながら太く太い中低域を持っています。ここにこの時代の錫メッキ撚り線を合わせると、P-90特有の「泥臭さ」や「押し出しの強さ」がより強調され、クランチ〜オーバードライブさせた時のドライブ感が信じられないほどジューシーになります。音の壁がグッと前に迫ってくるような、ガッツのあるロック・サウンドを作りたいなら間違いありません。
3. ハムバッカー搭載のヴィンテージ系ギター(Les Paul、ES-335など)
もちろん、通常のハムバッカー(PAF系)を搭載したギブソン系のギターにも非常に良く合います。
なぜ合うのか?
レスポールなどの内部配線には通常、金属の網でシールドされた「ブレイデッド・ワイヤー」が使われますが、ピックアップのリード線からポットへの繋ぎや、トーンコンデンサ(キャパシタ)の足の延長、トグルスイッチへの配線などにこのAlpha線を部分的に混ぜる手法が有効です。
音がスカスカにならず、ビンテージ特有の「乾いているのに粘る」「ピッキングのニュアンスがそのまま太く出る」サウンドへシフトします。ジャズやクラシック・ロックで、甘く太いフロントトーンを鳴らしたい方には特におすすめです。
ガラス編組の扱いやすさ
このワイヤーは外皮が編み込み(ガラスクロス)なので、ハンダごての熱を当てても現代のビニール線のようにドロドロに溶けて縮むことがありません。見た目も非常にクラシカルで、裏蓋を開けたときのルックスも抜群に格好良くなります。
オーディオで使った場合のおすすめポイント
オーディオ用途において、Alphaのヴィンテージ線はWE(ウェスタンエレクトリック)やBELDENのヴィンテージと並び、コアなファンから絶大な信頼を得ています。
音楽の「気配」や「空気感」を伝える表現力
現代のオーディオケーブルが「高解像度・ワイドレンジ・フラット」を追求するのに対し、この時代の配線材は「演奏のエネルギー」や「その場の空気感・温度感」をリアルに伝える能力に長けています。特にボーカルの生々しさ、弦楽器の胴鳴り、サックスの掠れた息遣いなどの表現力は、ヴィンテージならではの魔力と言えます。
おすすめの用途
真空管アンプの内部配線: 耐熱性に優れたガラス編組構造なので、熱を持つ真空管アンプのシグナルラインやアース線に最適です。
スピーカーの内部配線: 22ゲージと比較的扱いやすい太さのため、特に高効率なヴィンテージスピーカー(JBL、ALTEC、あるいは欧州系の楕円スピーカーなど)のキャビネット内部配線に使うと、音が引き締まり、スピード感と密度がグッと増します。
※WEB情報となります。参考程度にお読みください。
出品は0.6mとなります。
数量2は1.2m、数量6は3.6mとなりカットせずに1本ものでお届けします。
発送はスマートレターまたはレターパックライトにて発送させていただきます。
スマートレターは普通郵便と同じ扱いとなりお届けまでに時間を要します。
お急ぎの方はレターパックライトをおすすめします。
落札された方は落札後72時間以内にご連絡ください。
原則としてお支払いは5日以内にお願い致します。
この期間内に対応が困難な場合は前もってお知らせ下さい。前もってご連絡無く、この条件に反した場合は「落札者都合」でキャンセルとしますのでご注意下さい。
出品はビンテージ品となり、未使用であっても相当古い物となります。傷や汚れが気になる方は入札をご遠慮願います。