これは格好良し。英国出身のジャズギタリストで、現代音楽方面でも学究的な経歴があるほか、民族音楽としては日本、アフリカ、中近東など様々な地域の古典音楽やフォークミュージックへも造詣が深く、これらを総合して自身の表現領域でもあるジャズの語法へと変換して体現される、謂わば結果的にはプログレッシブロック的なジャズロック枠でこそ、その真価を発揮する異才、マークウィングフィールドの、こちらは2009年発となるソロ名義デビュー作。当初はCD盤ではなく、サイトでの配信リリースだったもののようで、後にCD盤としてDark Enemy Musicというところから限定枚数でリリースされていたもので、現在ではけっこうな入手困難盤。音楽性はジャズギタリストとして、ジョンコルトレーンやマイルスデイヴィス、ヤンガルバレク、キースジャレットにも影響されているとのコメントがあり、それは当然のように一般的にはコンテンポラリージャズフュージョン枠での認識のされ方が強いとはいえ、本作を聴けば解るように単にフュージョンというには楽曲がやけに複雑な音律や変拍子リズムで構成されていたり、空間系エフェクトによるアブストラクトな音像が際立ち、そこに炸裂系ドラミングで切り込んだり、曲によってはダブのアイデアを果敢にハメこんだ音響エンジニアリングとかって面ではコニープランクみたいなクラウトロック的センスとの偶然の一致をみせるなど、ちょっと普通でないセンス。アンサンブル全体はスペーシーでモア~っとした霧がかったような湿潤な響きからして、どこかで聴いたような?ってこれ、ブルフォードのワンオブアカインドの影響下にあるそのド直球ってな感じにテリエ・リプダルの透明度の高い緊迫感、デイヴィッドトーンのアヴァンギャルドフュージョン路線が折衷されたような傑作級の内容だったという次第。編成は近年のキングクリムゾンへの参加で注目を集めたJeremy Stacey(ドラムス)、イスラエル出身のYaron Stavi(コントラバス)、Robert Mitchell(キーボード)、ビルビルフォードのアースワークスへ参加しているIain Ballamy(サックス)、マークウィングフィールド(ギター)による布陣。MARK WINGFIELD-sleeper street(moonjune)

コンディション:★盤は中古盤として並品(軽いキズ、スレがあります。音トビ無し、再生に影響無し)、ジャケットは中古盤として並品(目だたない程度のスレ、キズ、経年のヨレがあります。端にツメの噛み跡あり)、プラケースは中古盤として並品(スレ、キズが散見されます、ヒビ割れがある場合もあります)★プラケースは経済的理由により新品に交換できません。予め消耗品としてお考えいただけますと幸いです★その他詳しいコンディションにつきましてはご入札前にご質問欄からお問合せください。あくまで中古盤という性質上、完璧なコンディションをお求めの場合はご入札をお控えくださいますよう、よろしくお願いいたします★

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