中古です。
レンタル落ちではありません。再生確認済みです。
新品で購入し、1回再生しただけの新品同様品です。
紙ジャケット、盤面とも新品同様にきれいです。
ただし、紙ジャケットにCDが直接挟んであるタイプにときどきありますが、挟んだ箇所に沿ってうっすらとしたスレがあります(再生には全く問題ありません)。
CDが紙ジャケットに直接入っているタイプでしたので、不織布の袋に入れて挟んで発送します。取り出すときに落とさないようにご留意ください。
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ライナーノーツ要約(著者:Christopher Fox)
クリストファー・フォックスは本作《Dissenting Voices》について、同時期に制作した電子音楽作品群《The Future That Never Was》との関係から説明している。両者は2023年5月から2024年11月にかけて並行して構想され、出発点には旧東ドイツで開発された電子楽器「Subharchord」の存在があった。しかし制作が進むにつれ、二つの作品群は次第に異なる性格を示し、それぞれ独自の方向へ分岐していったという。
《The Future That Never Was》は、Subharchordの低周波を多く含む独特の響きを用いた電子音楽である。フォックスは、この楽器が持つ音響そのものを前面に出すと同時に、冷戦期の東ドイツで開発され、やがて製造中止となった歴史的背景も作品に反映させている。
一方、《Dissenting Voices》も低音域を重要な要素とするが、電子楽器ではなく、コントラバス、バスドラム、バス・フルートといった生楽器を用いる。
・《Lead & Line》では、コントラバスの弓と左手の移動を細かく規定し、楽器そのものの振動や質感を引き出す。
・《Weather Events》では、バスドラムを叩くだけでなく、傾けて鋼球を転がす、風を当てる、砂や粒状物質を流し込むなど、通常とは異なる方法で共鳴を生み出す。
・《Free Diver》では、バス・フルートの運指と呼吸を中心に、奏者の身体性そのものが音楽の構成要素となる。
フォックスがここで重視しているのは、楽器を通常の「表現手段」として扱うのではなく、「もし楽器自身が語るなら、どのような音を発するのか」という問いである。作品名の《Dissenting Voices》には、既存の演奏法や音楽的慣習から少し距離を取り、別の可能性を探る姿勢が込められている。
またフォックスは、実際の録音を通じて、同じ出発点から生まれた《The Future That Never Was》と《Dissenting Voices》が想像以上に異なる作品へ成長したことを実感したと述べる。音楽は楽器の音響構造だけで成立するのではなく、演奏者がどのような想像力をもって音を生み出すかによって大きく変化する、というのが本稿の中心的な考えである。
※上記は、Christopher Foxによる本CDのライナーノーツを出品者が読み、内容の要点を独自に要約したものです。