BR11554 PEA-COAT
38サイズ
NAVAL CLOTHING FACTORY
俗に“ピー・コート”と呼ばれるコートの原型は、18世紀には存在していたとも言われている。
名称は、オランダ語の“Piijekker(ピーイエッケル)”を英語にした物で“Pii”が粗い毛織り物、
“jekker”がジャケットから由来している。ヨーロッパ諸国でもピー・コート型のコートが
幾つかの軍で採用されてきたが、今回のこのピー・コートは、アメリカ海軍が下士官用コート
として採用した1910年代のものである。
1910年代のピー・コートの特徴は、高密度の分厚いメルトンウール素材を用いていることと、
アメリカの国章を表す13個の星が彫刻されたアンカーボタンが付くことである。この13個の星は、
1777年にアメリカが合衆国として独立した時の州の数が13であったことに由来している。
アメリカ海軍がピー・コートを採用した正確な時期は不明だが、第一次大戦当時の服装規定には
既に下士官用コートとしてオーバーコートが掲載されていた。襟が大型なのは海上で作業する際、
襟を立てて顔を覆い、強風対策を十分に確保出来るよう設計されている。
また、ポケットはスリット式のものが垂直に付けられているが、これは凍えた手を暖めるための
ハンド・ウォーマーポケットである。1930年代以降になると生産性やコスト面が見直され、
生地の軽量化が進み、13スターボタンも廃止される。
表地:ウール90% ナイロン10%
裏地:コットン57% レーヨン43%
日本製
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