







■『有樂町哀詩』菊田一夫著です。装幀は妖艶な女性美を描かせたら右に出る人が居ないと謂われる岩田専太郎氏です。
■菊田一夫氏は連続ラジオドラマ『君の名は』で一躍名を馳せた放送作家で、私が生まれたての頃は、ラジオで『君の名は』の放送が始まると、銭湯の女湯がガラ空きに為る程の人気を博したそうです。私はデジャブなのかラジオの声に既視感が有りますね。
■其のヒロイン役の女優岸惠子さんは過般亡くなわれました。謹んで御冥福を祈りたいと思います。何でも真知子巻きのストールは北海道ロケの防寒対策で、我が地元横濱馬車道で私物として購入したものの様です。因みに私の叔母も其れを真似て真知子巻きをしてましたね。叔母が購入したのは伊勢佐木町の野澤屋デパートでしたが…。
■該書は其の菊田一夫氏が書いた戦後揺籃期の世相並びに有楽町界隈に浮き沈みする人間模様を描いた作品です。
●紙質経年劣化と古書流通事情で、薄焼け・表紙回りの痛み・仙花紙故の本文焼け・著しい黴臭が有ります。
●全240頁。書き込み箇所有りません。
●黴臭が有る点で古書に不慣れな方、殊更神経過敏な方には先ず【無理】です。回避為さるのが賢明かと思われます。爾後のClaimは何卒御容赦下さい。
●取引に際しては私の自己紹介欄をお読み下さい。読まずに取引為さる方が居られますので、宜しく願います。