【商品名】 【旧蔵古玩】明宣徳年製 五彩 纏枝花卉紋 碗 中国古美術 古陶磁器 収蔵品
【商品説明】 本品は、中国の明(みん)代・宣徳(せんとく)年間の様式を伝える五彩(ごさい)の纏枝花卉紋(てんしかきもん)が描かれた碗(わん)です。五彩とは、青花(せいか)の藍色を下地に、紅(べに)・緑(りょく)・黄(おう)・紫(し)などの色絵を組み合わせて描く、中国陶磁器の代表的な彩絵技法の一つです。特に明代の宣徳年間は五彩の名品が数多く作られた時代として知られ、「宣徳五彩」は後世の陶磁器に大きな影響を与えました。
本品は白い磁器の胎に透明な釉がかけられ、その上に鮮やかな五彩の文様が描かれています。器の外側には纏枝花卉紋が全体にわたって描かれており、蓮の花や牡丹、宝相花などの花々が、くねくねと伸びる蔓(つる)と巻き葉によって次々と連なり、器面全体に華やかで豊かな表情を与えています。花びらは紅色や黄色で、葉は緑色で、蔓や輪郭は青花の藍色で描かれ、それぞれの色が互いに引き立て合い、大変鮮やかで調和の取れた色彩美を生み出しています。
器の足元(高台のすぐ上)には彩色の蓮弁紋(れんべんもん)が一周して描かれ、紅・緑・藍の色が交互に配されて花びらのような文様を形成しています。高台(圈足)の部分には小さな四弁の花紋が紅・藍・黄・緑で描かれ、器全体の華やかな雰囲気を引き締めています。口縁には青花の二重線が巡り、文様の範囲をすっきりと区切っています。
器の内側にも外側と同じく纏枝花卉紋が描かれ、碗の底(碗心)には青花の二重圏で囲まれた開光の中に紅い牡丹の花と緑の葉が一枝描かれています。この碗心の牡丹は器全体の見どころの一つで、花びらの一枚一枚まで丁寧に色が塗り分けられ、大変繊細で美しい仕上がりになっています。このように器の内側と外側の両方に文様が描かれていることは、手間と技術を要する作りであり、本品の格の高さを示しています。
器の底(高台の裏)には青花の二重圏の中に「大明宣徳年製」の六字の楷書(かいしょ)による銘(款・かん)が書かれています。この銘は明代・宣徳年間に作られたことを示す証であり、古陶磁器の鑑賞において大変重要な要素となるものです。
纏枝花卉紋は中国で古くから「長寿」「富貴」「繁栄」「子孫繁栄」の象徴とされ、花が次々と咲き連なる様子から「幸せが尽きることなく続く」という縁起の良い意味が込められています。牡丹は「富貴」、蓮は「清らかさ」「長寿」を象徴し、五彩の鮮やかな色彩は「華やかさ」「豊かさ」「喜び」を表しています。本品は食器としてはもちろん、書斎や客間、茶室に飾る置物として、あるいは花を活ける器としても大変適しており、「家の華やかさ」「富貴」「長寿」「繁栄」という願いを込めてお使いいただけます。
【サイズ】 口径: 9cm 高さ: 20cm100641
【状態】 明宣徳年製様式の五彩纏枝花卉紋碗で、口縁・腹部・高台・碗心の文様、底の銘などの状態も良好で、色彩も鮮やかに残っています。経年による釉面の微細な傷や、色絵のわずかな剥がれ、高台の裏の摩耗などが見られる場合がありますが、これらは古い陶磁器の自然な風情を高めるもので、欠陥ではございません。大きな割れや欠け、修復跡などは見られません。
【注意事項】 ・モニター環境により色合いが異なる場合がございます。 ・サイズは実測値で多少の誤差が生じる場合がございます。 ・陶磁器製のため、衝撃により割れる場合があります。取り扱いにはご注意ください。 ・急激な温度変化(熱湯を注ぐ、冷蔵庫から出してすぐ熱いものを入れるなど)は破損の原因となりますのでご注意ください。 ・汚れが気になる場合は、柔らかいスポンジで優しく洗ってください。金属たわしや研磨剤は釉面を傷つける原因となりますので使用しないでください。 ・食器としてご使用の際は、電子レンジ・食器洗浄機の使用はお控えください。 ・直射日光や高温多湿を避けて保管してください。 ・平らで安定した場所に飾ってください。
【発送について】 送料無料にて発送いたします。 丁寧に緩衝材で梱包し、迅速に発送いたします。