【PAFの真髄を追求】ヴィンテージ・トーンを再現したハンドワウンド・ピックアップ
■ビルダー紹介
2007年より主にアメリカのピックアップメーカーにて、設計、生産、製造の技術を深く学びました。ピックアップがエレクトリック楽器のサウンドを決定づける最も重要なパーツであるとの信念のもと、2021年より母国である日本にて個人工房を始動。OEM生産から個人販売まで幅広く承ります。ヤフオクでは、皆様に直接、研究と情熱の詰まったピックアップをお届けいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
■製品コンセプト:伝説のPAFを科学する
本製品は、ギブソン伝説のピックアップ「PAF (Patent Applied For)」が持つ奥深いトーンの秘密を徹底的に研究し、再現することを目指したモデルです。
ワイヤーの選定: コイルには、PAFの初期から中期の特徴である**#42プレーンエナメルワイヤー**を使用しています。ワイヤーのコーティングが音色に与える影響を深く理解し、ヴィンテージトーンの追従性を高めました。
初期PAFの抵抗値を再現: 1957年〜1958年の第一世代PAFが持つ、およそ7.5kΩ〜8.0kΩのレンジを再現するように設計。1959年の「ホットな」傾向ではなく、クリアでニュアンス豊かな初期のトーンを追求しています。
■トーンの鍵:ボビン間の不一致を再現
オリジナルのPAFの多くは、手動ワインダーや製造上のバラつきにより、2つのボビンの抵抗値が意図的に不一致になることがありました。この不一致こそが、特定の周波数を際立たせ、各PAF固有の個性を生み出す要因です。
本製品も、その特性を再現。例えば、片側が3.5kΩ、もう一方が4.5kΩ(合計8.0kΩ)といった不一致の抵抗値を許容し、奥行きと倍音豊かな独自のトーンを実現しています。
人為的な個性を追求: 当時のLeesona 102ワインダーが抱えていた、自動停止カウンターの信頼性の低さや、手作業によるバラつきが、結果的に「最高の個性」を生んだという歴史を尊重し、機械的な均一性ではなく、豊かな倍音と個性を持つトーンを追求しました。
■製作体制とご注意点
将来的にプロのピックアップビルダー、リペアマンとしての道を視野に入れていますが、現在は本業の傍ら、全ての工程を一人で行っております。
コイル巻き付けにはワインディング機を使用しますが、その他は全て手作業で丁寧に作業しています。
仕上がりについて: 手作業の工程が多いため、一部「アメリカン」と感じられる大らかな仕上がりがあるかもしれません。製品の機能・性能には万全を期しておりますが、神経質な方はご入札をご遠慮ください。
ヴィンテージPAFが持つ、ランダムが生み出す至高のトーンをぜひご体感ください。