





清時代を代表する名釉、郎窯紅釉の観賞瓶になります。
郎窯紅は康熙期の陶官・郎廷極の名に由来する銅紅釉で、高温焼成の難易度が非常に高く、昔から「一窯で百点焼いても良品は数点しか出ない」と言われる希少な釉薬です。
「口元が白く抜け、胴下部の釉が濃く垂れるが、足元まで流れ落ちない」という「脱口垂足郎不流」という特徴が本品にも鮮明に表れています。
口縁は焼成時に釉薬が薄くなり、乳白色の地肌が現れ、内側全体に細やかな開片が走って風情を生んでいます。器身は深みのある鮮やかな紅色で強いガラス光沢を放ち、光の角度によって紅の濃淡が変化し宝石のような質感を楽しめます。
全体の造形は均衡の取れた観賞瓶スタイルで、飾り棚や茶室のインテリアとして長年お楽しみいただける一品です。
【サイズ】
高さ42.5cm
口径12.7cm
胴径21cm
【状態】
底部に1本の貫入ヒビが存在します。
口内全体に焼成由来の細かい開片、経年による細微な擦れなど時代特有の痕跡が見受けられます。
傷みの箇所は掲載写真にて詳しくご確認ください。
【注意事項・免責】
・撮影環境やモニターの設定により、実物の色味・質感が若干異なって見える場合がございます。
・手作業での採寸のため、僅かな誤差が生じることをご了承ください。
・古美術専用の緩衝資材で厳重に梱包し、丁寧に発送いたします。
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