元亀3年(1572)、小幡弁丸(小幡信定)が松本与惣兵衛尉に「馬庭・指原壱跡」28貫270文を与え、今後も奔走するよう命じた文書の写し。
小幡氏は上野の国衆、松本氏は上野国 多野郡 馬庭村(群馬県高崎市)の土豪。
この出品文書は写本。原本は「松本文書」に収録され、『群馬県史 資料編 7』2705号として活字化されている。
法量:29.5×38cm
【翻刻】
一、於馬庭・指原ニ壱跡、
以上廿八貫仁百七十文
処出置候、走廻之儀、
無如在可致候、為後日
一筆候、
元亀三<壬申>年
五月二日 弁丸判
松本与惣兵衛尉
【参考文献】
黒田基樹「戦国期上野小幡氏に関する基礎的考察」(『群馬文化』230号、1992年)