十年以上にわたりお付き合いのあるブラジル人宝石商より引き継いだ、念願の素晴らしいブラジル宝石コレクションを放出致します。なお、【ブラジル宝石鉱物コレクション】シリーズにつきましては、お値引きは致しかねますので、何卒ご了承ください。
サイズ:約60x50x39mm
産地:Touissit, Touissit-Bou Beker mining district, Jerada Province, Oriental Region, Morocco.
2002年に閉山したモロッコの歴史的鉛・亜鉛鉱山であるトゥイシット鉱山からの古典産状・高光沢宝石質藍銅鉱極美群晶、アフリカン鉱物を長年収集し、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州プレッテンベルク町在住のコレクター友人であるラルフ・ブリュッゲマン氏から引き継いだこだわりのアフリカーナクラシック、モロッコ産藍銅鉱の最も求める古典産状でありながらこの鉱物種にして一握りの個体に限られる透明品質を備え、鏡面仕上げのような眩しい強硝子光沢と強光源環境で透明な群青の宝石質が示したしっとりとした極美群晶はトゥイシットならではの銘品形態、無数の結晶が捩じれながら大きく成長した複数体の尾羽状群晶集合体は標本の中心に渦巻き、青い鳥たちが羽を休める巣のように視線をその群青のスパイラルの奥へと静かに吸い込む古典産状・高光沢宝石質藍銅鉱極美群晶です。標本は約60x50に達した大きめのサイズで鎮座し、晶洞の内部から大群晶が飛び出るような産状を示しています。同じモロッコの現存する藍銅鉱産地であるドラア・タフィラレット地方から採掘したドロマイトの晶洞内部に発生し、結晶表面は罅状エッチング痕が発生する傾向の強いことで比較的に乾燥した質感を示すものと一線を画し、2002年に閉山したトゥイシット鉱山ならではの古典産状でありながらこの鉱物種にして一握りの個体に限られる透明品質を備えています。ご覧の通り群晶の表面は鏡面仕上げのような状態で眩しい強硝子光沢を反射し、加えて強光源環境では多くの群晶は藍銅鉱に最も求める品質、鮮烈な群青の光をを湛える透明な宝石質を示し、全体にしっとりとした極美質感を作り出します。最も特筆すべきことはやはりこのモロッコ産藍銅鉱を代表し、極めて魅力的な造形をします古典銘品産状、無数の結晶が捩じれながら大きく成長した複数体の尾羽状群晶集合体は標本の中心に渦巻き、青い鳥たちが羽を休める巣のように視線をその群青のスパイラルの奥へと静かに吸い込む古典産状・高光沢宝石質藍銅鉱極美群晶です。画像では十分に再現しきれず、標本を角度を変えながら観賞した際、群晶を構成する一本一本の結晶が光を鋭く反射し、眩い強光沢と独特な造形によって立体的に浮かび上がる煌めきの風景は極めて魅力的です。オリジナルラベル、展示台が付属致します。
約6600万年前以降の新生代に入り、アフリカプレートとユーラシアプレートの収束運動が活発化したことで、北アフリカ北縁には新期造山帯であるアトラス山脈が隆起しました。その西に位置するモロッコ王国の東北部には北アフリカ有数の亜鉛-鉛-銀鉱床帯が発達しています。モロッコ東部オリエンタル地方に位置し、1926年に操業が開始された歴史的なトゥイシット=ブー・ベケール鉱区は、鉱山町トゥイシットを中心に北東—南西方向へ約16km、幅100-1,200mほど続く鉱床帯を採掘してきた同国を代表する鉛-亜鉛鉱山です。鉱区はメクタ、ベディアンヌ、トゥイシット、ブー・ベケールの四つ主要鉱床群によって構成されています。鉱区は典型的な MVT 型鉱床、すなわちミシシッピ・バレー型鉛亜鉛鉱床に属します。MVTは北米のミシシッピ川中流域で知られる鉛亜鉛鉱床にちなむ名称で、主に炭酸塩岩中に低-中温の高塩濃度熱水が流入し、方鉛鉱や閃亜鉛鉱などの鉛・亜鉛硫化鉱物を沈殿させる鉱床タイプです。トゥイシット=ブー・ベケール鉱区の場合、主に中期ジュラ紀由来の炭酸塩層に蒸発海水由来の鉱液が流入することによって形成された鉱化帯がメインで、産業鉱物は方鉛鉱、閃亜鉛鉱を主体とし、黄鉄鉱/白鉄鉱などの硫塩鉱物が産出されます。さらに、地下の深部酸化帯からは多種類の銅-鉛系二次鉱物標本が副産物として産出され、中でもトゥイシット=ブー・ベケール鉱区にて採掘された藍銅鉱はその眩いほどの強い硝子光沢を最大の魅力とし、1970年代以降にはモロッコを代表する名産地として世界的に知られる存在となりました。トゥイシット=ブー・ベケール鉱区は1926年に操業開始以来は約7000万トン、平均で約Pb4%、Zn3.5%、Cu1%未満、Ag120g/t 程度の鉱石を産出し、2002年にトゥイシット・ミニエール社が経営する鉱区最後の鉱山であるトゥイシット鉱山(画像9)は閉山され、地域で100年近く続いた採鉱の歴史に幕を下ろしました。
藍銅鉱は古代ペルシャ語では青を意味するlazhwardにちなんで、1824年にフランスの鉱物学者であるフランソワ・シュルピス・ブーダンによって名付けられた鉱物です。中世から知られる鉱物にして意外に原産地が特定され、フランスのオーヴェルニュ=ローヌ=アルプに位置するシェシー鉱山(ただし議論もあります)にあります。藍銅鉱Cu3(CO3)(OH)2は孔雀石Cu2(CO3)(OH)2と同じ、銅の二次鉱物として金属鉱床の酸化帯に生成され、炭酸成分は孔雀石より多いことで環境中の水分と反応しやすく、脱炭酸相変化が発生することでより安定した孔雀石に変化することがあるものの、野外の環境では発生しやすく、鉱物標本の一般的な保存環境では過度に心配する必要はありません。藍銅鉱は柱状、板状の単斜晶を基本として多様な形態を作り、その中にトゥイシット産高光沢・尾羽/扇状群晶はモロッコを代表するとりわけ魅力的な藍銅鉱形態として知られています。
こちらの標本は2002年に閉山したモロッコの歴史的鉛・亜鉛鉱山であるトゥイシット鉱山からの古典産状・高光沢宝石質藍銅鉱極美群晶、アフリカン鉱物を長年収集し、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州プレッテンベルク町在住のコレクター友人であるラルフ・ブリュッゲマン氏から引き継いだこだわりのアフリカーナクラシック、モロッコ産藍銅鉱の最も求める古典産状でありながらこの鉱物種にして一握りの個体に限られる透明品質を備え、鏡面仕上げのような眩しい強硝子光沢と強光源環境で透明な群青の宝石質が示したしっとりとした極美群晶はトゥイシットならではの銘品形態、無数の結晶が捩じれながら大きく成長した複数体の尾羽状群晶集合体は標本の中心に渦巻き、青い鳥たちが羽を休める巣のように視線をその群青のスパイラルの奥へと静かに吸い込む古典産状・高光沢宝石質藍銅鉱極美群晶です。標本は約60x50に達した大きめのサイズで鎮座し、晶洞の内部から大群晶が飛び出るような産状を示しています。同じモロッコの現存する藍銅鉱産地であるドラア・タフィラレット地方から採掘したドロマイトの晶洞内部に発生し、結晶表面は罅状エッチング痕が発生する傾向の強いことで比較的に乾燥した質感を示すものと一線を画し、2002年に閉山したトゥイシット鉱山ならではの古典産状でありながらこの鉱物種にして一握りの個体に限られる透明品質を備えています。ご覧の通り群晶の表面は鏡面仕上げのような状態で眩しい強硝子光沢(画像1,2,3,5)を反射し、加えて強光源環境では多くの群晶は藍銅鉱に最も求める品質、鮮烈な群青の光をを湛える透明な宝石質(画像5,6,7:スポットライト環境)を示し、全体にしっとりとした極美質感を作り出します。最も特筆すべきことはやはりこのモロッコ産藍銅鉱を代表し、極めて魅力的な造形をします古典銘品産状、無数の結晶が捩じれながら大きく成長した複数体の尾羽状群晶集合体(画像3,4)は標本の中心に渦巻き(画像1,2,8)、青い鳥たちが羽を休める巣のように視線をその群青のスパイラルの奥へと静かに吸い込む古典産状・高光沢宝石質藍銅鉱極美群晶です。画像では十分に再現しきれず、標本を角度を変えながら観賞した際、群晶を構成する一本一本の結晶が光を鋭く反射し、眩い強光沢と独特な造形によって立体的に浮かび上がる煌めきの風景は極めて魅力的です。オリジナルラベル、展示台が付属致します。
この度コレクション整理のため出品いたします、この機会をぜひお見逃しなく。