サイズは、口径
3
×高さ
12,5
×高台径
5.5cm
です。ホツやニュウはなく大変いい状態です。ほぼ未使用状態です。
参考
【加藤舜陶(かとう
しゅんとう)】
陶芸家で「陶芸
灰釉(かいゆう)系技法」の愛知県指定無形文化財保持者の
加藤舜陶
は、
1916
(大正
5
)年
7
月
13
日、愛知県瀬戸市で最も古い窯業地のひとつとして知られる赤津に、製陶業を営む父・二代春逸、母・としの長男として生まれる。本名は辰(しん)。生家は祖父・初代春逸の命名により屋号を舜陶園といい、その祖父は茶陶を得意とし、父は割烹食器を主に生産していた。
1933
(昭和
8
)年、瀬戸窯業学校
4
年修業の後、病気のため中退し、
37
年頃から作陶を始めるが召集を受ける。戦後、いち早く家業を復活させるとともに、個人作家としての制作も志し、三代春逸を名乗るべきところ、生まれ年の辰年にあやかり窯名を龍窯とし、舜陶園から名をとり舜陶と号する。
80
年代に入ると、透明感ある釉調が特徴となる瀬戸伝統の御深井釉の研究に没頭。器面に線彫りや陰刻を施して酸化コバルトを象嵌する方法や、白化粧を施した後に掻き落としにより模様を描く方法など、次々に新しい技法を取り込んで灰釉の表現の幅を広げる。
82
年に日展評議員となり、同年、愛知県芸術文化功労賞を受賞。
87
年には勲四等瑞宝章を受章する。
1990
(平成
2
)年、第
12
回日本新工芸展で内閣総理大臣賞、翌年、第
23
回日展においても灰釉花器「悠映」で内閣総理大臣賞を受賞する。
94
年には「陶芸
灰釉系技法」で愛知県指定無形文化財保持者に認定される。
2000
年、「
加藤舜陶
古陶磁コレクション―その作品とともに」が開催される。
06
年には瀬戸市美術館で「
加藤舜陶
回顧展」が開催され、その全貌が紹介される。長年にわたり、日展や新聞社が主催する公募展の審査員を務め、また、地元の瀬戸陶芸協会会長を歴任されるなど、後輩の指導・育成にも尽力した。