19世紀 南仏黄釉パテポット 保存容器 / 1800年代・フランス size|φ150 × h165mm 南フランスで作られた、19世紀の黄釉の保存容器です。 鉄分を多く含んだ赤土に掛けられたオークル色の釉薬は、南仏の陽射しを思わせるような温かみのある色合い。
内側には細かな貫入が広がり、長い年月を経た器ならではの豊かな表情を見ることができます。 口縁の少し下には紐を掛けるためと思われる溝が巡らされており、
かつては布や油紙などを被せて口を閉じ、食品や食材を保存していたことを想像させます。 日々の暮らしのために作られた実用品ですが、
無駄のない素朴な造形には民窯ならではの美しさが宿っています。 キッチンツール立てや保存容器としてはもちろん、ドライフラワーやポプリを添えたり、
小物入れとして使ったりと、現代の暮らしにも自然に馴染みます。 使い込まれた肌や貫入の景色からは、長い時間を経て受け継がれてきた器の物語が感じられます。 棚の上にひとつ置いておくだけでも、南仏の素朴な空気を運んできてくれるような存在です。 古いものにご理解のある方へ。