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1747年にパリ(Desaint et Saillant)で発行された、ピエール・レモン・ド・サンタルビーヌ著『俳優論(Le Comedien)』の極めて貴重な【初版(Edition originale)】を出品いたします。

■ 商品の魅力・内容・来歴(プロヴェナンス) ■
本書は、18世紀フランスにおいて「俳優の演技における感受性の重要性」を説き、当時の演劇界に大論争を巻き起こした歴史的名著の「真の初版」です。この1747年版こそが、後に思想家ディドロが『俳優について(逆説・俳優論)』を執筆する直接の起点(ゼロ地点)となった、美学史・演劇史上の記念碑的文献です。

さらに特筆すべきは、見返しに貼付された美しい【蔵書票(Ex Libris)】です。本作は、フランス第三共和政期に外務大臣等を歴任した有力政治家であり文筆家、ジャン・クリュッピ(Jean Cruppi, 1855-1933)の旧蔵書となります。
ちなみにラヴェルのピアノ組曲『クープランの墓』の第2曲「フーガ」は、「ジャン・クリュッピ少尉を悼んで(A la memoire du sous-lieutenant Jean Cruppi)」という副題が付けられ、父ジャン・クリュッピの息子ジャン・クリュッピ少尉に捧げられています。
歴史を動かした「初版」であることに加え、フランス近代史の知の系譜を受け継ぐ名士の来歴を備えた本品は、一点物の歴史的遺物としての格を極めています。演劇史・比較文学の研究者様、ならびに特権的なアンティーク古書コレクター様に自信を持ってお勧めできる最高峰の逸品です。

■ 書誌データ ■
【書名】Le Comedien (俳優論)
【著者】Pierre Remond de Sainte-Albine (ピエール・レモン・ド・サンタルビーヌ)
【発行所】Paris, Desaint & Saillant
【発行年】1747年(初版 / Edition originale)
【言語】フランス語
【特記】Jean Cruppi (ジャン・クリュッピ) の蔵書票 (Ex Libris) あり
【装幀】総仔牛革装 (フルカーフ) / 背バンド・金箔押し装飾 / 三方朱染め
【判型】In-8, 312 p.

■ 商品の状態 ■
※画像と併せて必ずご確認ください。

・外装:発行から280年近く経過しているため、革装幀の表紙や角にスレ、背の上下部に欠け等の経年劣化がございます(画像参照)。
・天地小口・ページ内部:経年の古い洋紙特有のシミ(フォクシング)および角の折れ跡は見られますが、通読や研究を妨げるような大きな破れ、落丁はございません。クリュッピの蔵書票も綺麗に残っております。
・特記事項:18世紀中葉に発行された非常に古いアンティーク洋書となります。歴史的史料としての性質、および西洋古書特有の経年変化にご理解のある方のみご入札をお願いいたします。

■ 梱包・発送について ■
・発送方法:レターパックプラス
・水濡れ防止のOPP袋に入れ、輸送中のダメージから270年前の装幀を完全に保護するため、緩衝材等で厳重に梱包のうえ発送いたします。

■ 注意事項(必ずお読みください) ■
・1747年発行のアンティーク書籍となります。新品同様の美品をお求めの方や神経質な方は入札をお控えください。
・ノークレーム・ノーリターン厳守でお願いいたします。