実在とは何か ――量子力学に残された究極の問い/アダム・ベッカー (著), 吉田 三知世 (翻訳)
出版社 : 筑摩書房2021年初版1刷
ソフトカバー,19cm : 480ページ
ISBN-10 : 4480860924
ISBN-13 : 9784480860927

量子論は「物質は実在しない」という。ではわれわれは存在するのだろうか? 名だたる科学者と哲学者たちが繰り広げてきた熱い論争の、知られざる展開を追う!=== 20世紀初頭に発見された量子力学は、世界の見方を根幹から変えた。ではそれはどんな世界なのか? その意味をめぐる議論は、「コペンハーゲン解釈」をもって正統とされる。しかしその解釈にはいくつもの問題がある。最大の謎は、世界を構成する基本物質、原子も電子も素粒子も「実在しない」という主張だ。 アインシュタインはこれに猛然と異を唱え、ボーアと激しい論争を繰り広げた。曖昧な決着のまま、長らくこの問題は問うことすらタブーとされてきた。しかしいま、実在をめぐる論争は、物理学のみならず、哲学者、数学者、天文学者など各界の名だたる頭脳を巻き込んで、熱く燃えている。 大いなる問い「実在とは何か」をめぐる熱い論争の100年をたどる知的エンターテインメント。
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