米中の武力衝突のリスクが日に日に高まっている。台湾有事を契機とする「世界大戦」は決してフィクションではない。本書は、安全保障学の重鎮である著者が、民兵による攻撃など平時と有事の隙間をつく「グレーゾーン事態」と、情報、サイバー、宇宙などの「ハイブリッド戦争」の最前線に迫り、起こりうるべき現実的なシナリオを精緻に描き、中国の脅威をどう抑止するかについて分析する。また、米中の間で日本はどう対応すべきか考察する。「新冷戦」から「熱戦」へと変わりつつある米中対立の行方を、最新地政学を駆使して読み解く、必読の書。