







約3年前、酒屋さんの倉庫で長期間保管されていたものを購入した、赤玉ポートワインのオールドボトルです。購入後も未開封のまま保管しておりました。
現在のサントリーがまだ「株式会社寿屋」を名乗っていた時代の一本です。
ラベルには「KOTOBUKIYA LTD.」表記があり、あわせて中之島2丁目表記、550ml、28 PROOFを確認できます。
瓶肩には「AKADAMA PORT WINE」のエンボス。
封も残っており、キャップ天面には赤玉の意匠が確認できます。
本品で特に興味深いのは、「寿屋」表記と中之島2丁目表記が併存している点です。
この仕様から、1958年頃以降、株式会社寿屋がサントリ
一株式会社へ社名変更する1963年までの時期に該当するものと考えられます。
現在の赤玉とは、ラベルだけでなく、瓶形状、エンボス、封、キャップ、社名表記など細部の仕様が大きく異なります。
現在の赤玉とは、ラベルだけでなく、瓶形状、エンボス、封、キャップ、社名表記など細部の仕様が大きく異なります。
特に古い洋酒瓶を収集されている方であれば、
・KOTOBUKIYA LTD.表記
・中之島2丁目表記
・550ml(旧規格)
28 PROOF
・瓶肩「AKADAMA PORT WINE」エンボス
・時の封・大正時代からの意匠ラベル
・赤玉意匠のキャップ
といった各部の仕様を資料として見ていただける一本か
と思います。
60年以上を経たボトルですが、封は現存しており、ラベルも大部分が残っています。液面についても年代を考慮すると比較的良好な状態です。
単に古い赤玉というだけではなく、「寿屋」から「サントリー」へ移行する直前期の仕様を確認できるところに、本品の面白さがあると思います。
赤玉、寿屋、サントリー関連のコレクションはもちろ
ん、戦後日本の洋酒史、酒類ラベル、古瓶、企業史、パッケージ資料などを収集されている方にもおすすめです。
古酒そのものよりも、時の製品仕様や企業史資料として見ていただきたいボトルです。
【状態・注意事項】
※非常に古い品のため、ラベルや封には経年による汚れ、変色、擦れ、傷み等があります。
※適切に保管しておりましたが古酒のため、開封後の中身の品質については保証できかねます。
※状態については写真を十分にご確認いただき、古いボトルの性質をご理解いただける方のみお願いいたします。