19世紀頃のヨーロッパのゴシック建築内部を描いたアンティーク版画です。
屋根を失った壮大な修道院または大聖堂の内部が描かれており、左右に連なる尖頭アーチ、重厚な石柱、奥に残る大きな窓など、ゴシック建築特有の造形が細密な線刻によって表現されています。
中央には石造物、その奥には人物の一団、右側には腰掛ける人物が描かれています。人物を非常に小さく配置することで、建築物の巨大さと奥行きが一層強調されています。
細かな線を重ねて明暗や石材の質感を表現しており、銅版画または鋼版画系の作品と思われます。
19世紀の英国やヨーロッパでは、歴史的な城・大聖堂・修道院の廃墟を描いた版画が旅行記や建築書、美術書などに多数収録されました。本品もその時代の作品と思われ、古いヨーロッパ建築やゴシック建築がお好きな方にもおすすめです。
裏面には古い鉛筆書きがあります。
作者名・作品名については印刷された表記が確認できないため、詳細不明として出品いたします。
【サイズ】
写真に定規を添えておりますので、正確な寸法は画像にてご確認ください。
【状態】
古い作品のため、経年によるヤケ、シミ、フォクシング、薄汚れ等があります。
裏面にもシミおよび鉛筆書きがあります。
版面は比較的しっかりしており、細かな建築描写も良好に確認できます。
100年以上前と思われる古い紙作品ですので、新品同様の状態をお求めの方ではなく、アンティーク版画の経年変化をご理解いただける方のご入札をお願いいたします。
掲載写真をご確認のうえ、状態をご判断ください。
【梱包・発送】
作品は画像掲載の ILFORD GALERIE FineArt Classic ファインアート用紙で丁寧に包んで保護します。さらに厚紙等で補強し、折れ・擦れ・水濡れが生じないよう十分に配慮して、平らな状態で発送いたします。