これは、大正10年(1921年)10月14日の鉄道開業50周年を記念して作られた「鉄道省50年祝典記念のカットレール(双頭レール型ペーパーウエイト)」です。 

主な特徴
  • 素材・形状: 明治7年(1874年)の日本鉄道開業時にイギリスから輸入され、実際に使用された双頭レール(上下両方が同じキノコ型の形状をしたレール)を短く輪切り(カット)にして作られています。
  • 刻印: 「鐵道省」「鐵道五十年祝典記念」「大正十年十月十四日」といった文字が刻まれています。
  • 用途: 当時、関係者などに配られた記念品(非売品)で、現在は文鎮(ペーパーウエイト)や鉄道コレクションアイテムとして扱われています
大正10年(1921年)にこの記念品が作られた当時の、日本の鉄道における3つの重要な歴史的背景を解説します。
1. 「大正デモクラシー」と鉄道ネットワークの爆発的拡大
1872年(明治5年)に新橋~横浜間で始まった日本の鉄道は、大正時代に入るとまさに「国の基幹インフラ」へと急成長を遂げていました。大正10年頃は、大正デモクラシーの世論を背景に、都市部だけでなく地方へのローカル線延伸(改正鉄道敷設法などの動き)が活発化していた時期です。文字通り、日本中が線路で繋がっていく熱気の中にありました。
2. 「鉄道省」の誕生直後というタイミング
それまで鉄道の管轄は「鉄道院」など何度も組織名が変わっていましたが、大正9年(1920年)5月に独立した中央官庁として「鉄道省」が新設されました。この記念レールが配られた大正10年は、鉄道省が誕生してわずか1年後です。新組織としての威信をかけ、国家の一大プロジェクトとして「鉄道50周年」を盛大に祝う意図がありました。
3. イギリス製「双頭レール」の現役引退と技術の発展
このペーパーウエイトに使われている「双頭レール(上下どちらも同じキノコ型をした形状)」は、明治初期にイギリスから輸入されたものです。
  • 当初の狙い: 上の頭が摩耗したら、上下をひっくり返してもう一度使えるという経済的なアイデアでした。
  • 現実の課題: 実際に使ってみると、車輪の重みで下の頭も変形してしまい、ひっくり返してもガタついて使えないことが判明します。
そのため、日本でも大正時代にかけて、底が平らで安定性の高い「平底レール」(現代のレールと同じ形状)への交換が急速に進められました。この記念品は、「日本の鉄道を支え、役目を終えて引退した記念すべき初代レール」をリサイクルして作られた、技術の進歩の証でもあります。
注意事項
 
いたずら入札防止のため落札後のキャンセルは受付ません
 
よくご確認の上ご入札お願いします
 
営業時間外でのご質問にはお答えできません(営業時間AM10:00~18:45 火曜定休日)
 
実店舗 や他のサイトでも販売しているため売り切れになっている場合があります
 
店頭で販売後の入札があった場合取り消しさせていただきます
 
取り扱い商品はリユース品になります 細かいキズ等気になるような方はご遠慮ください
 
点検検品は丁寧にしていますが見落としている情報記載漏れ等が在りましても
 
返品 交換 クレームは一切受け付けません
 
電化製品 電気工具 機械製品 時計等 稼働品であっても現状扱いとさせていただきます。
 
メーカー保証がある物はお客様自身でメーカー保証を受けてください
 
画像の物がすべてです画像をよくご確認ください。
 
領収証は発行しておりません