某オークショナーによると「A Viola, Maline Family, Mirecourt, circa 1820」。
製作者は特定されずとも、内部に押されたブランドスタンプ「MALINE PRE (マランの父)」の表記に従えば、ミレクールのGuillaume Maline(1792-1859)またはその一族の作と推測。
Guillaume Malineは、19世紀前半のMirecourtを代表する弦楽器および弓の製作者。彼自身も優れた製作者だが、弦楽器史においてはフランス最高の弓製作家の一人であるNicolas Maline, 18221877)の父親(=Maline Pre)としても有名。
本体サイズは滅多に見かけない380mmゆえ、ヴァイオリンとの持ち替え用として重宝。
修理痕多数、特に裏板左アッパー及びスクロールに目立つ修理痕あり。
魂柱は倒れており、本体内に存置。
ケースや弓等無し、本体のみの出品。
完璧な状態の店頭想定価格に対し、修理痕や未整備を考慮し、その半額からスタート。
落札後の苦情及び返品等はご遠慮ください。