全体像全体像セットセット蓋蓋アップ蓋アップ器蓋蓋開けたところ開けたところ画像4は底のアップです。これです。画像4は底のアップです。これです。
この香合は天然白檀の根瘤に付いていた泡瘤で製作しています。直径6センチの香合です。

昭和の時代に輸入された大変希少な白檀です。天然素材ですので同じ模様のものが一つとしてありません。泡瘤特有の粟粒状の模様と芳香が素晴らしい逸品です。表面は木地仕上げにしていますので塗料のように剥げたりせず、白檀の芳香をいつまでも楽しめます。


この香合は広島県の「MATU工房」の日本工芸会会員、松岡裕治氏に製作して頂いたものです。素晴らしい出来上がりになっています。

なお、白檀の産地につきましては、あえて記載しておりませんが、インド産ではないかと思っています。この白檀はインド政府が輸出規制をする以前になりますが、約50年以上前に輸入されていたそうです。


さらに、当時は白檀専門に仕入れる日本の業者がインドや東南アジアで白檀の根株や瘤材を収集して日本の木材業者を通じて薬剤会社に販売していたそうです。中には単価が高く採算が合わずに仕入れを断念した業者もいるそうです。

そうした当時を知悉する業者等からの入手経緯や年代、さらに現物白檀の芳香などからインド産の可能性が高いと判断しています。いずれにしてもこれほどの白檀はそうそう手に入るものではありません。


なお、この香合は素材を生かした造りになっていますので入り皮や欠け(写真)などがあり、自然の風合いをそのままに製作しています。気にされる方の入札はご遠慮願います。
 
 
※ 落札後はノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセル厳守でお願いします。
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